ラベル すべては月曜日に始まった コバルト文庫

小林フユヒ(著者)

• 販売会社／発売会社: 集英社/
• 発売年月日: 2004/11/10
• JAN: 9784086005104

商品レビュー

2014/07/14

夏休み前の月曜から、突如として行われる嫌がらせ。
一体誰が何の目的でやっているのか。
それは、いきなり急接近してきた先輩と関係があるのか。

まったく周囲と交わろうとしない主人公に
ひっついてくる先輩。
突っかかってくるクラスメイトに熱血教師。
図書館にいる顔なじみの先輩も、という
やたら容疑者の多い状態。

とりあえず分かったのは、先輩はもしや
主人公の…というくらい。
まさかそんな驚きの理由だったとは。
それはもう、聞いた人間が確実に誤解する内容です。
むしろすべての元凶は『ここ』にあったのか、と。
悪いのは先輩かと思われます…。

なんかこう、うまい事青春小説のようになってます。
まとまり具合？
いやしかしこれ、同じ立場に立たされたら
馬鹿じゃない？　と鼻で笑ってしまうかも？
しかし矛先が相手にいく、というのが
らしい発想ではありますが。

とりあえず、面倒見の良いらしいクラスメイトは
そんな理由で許してやってくれ、とでも
言うつもりだったのでしょうか？
そうだと言うのなら、それこそ自体を甘く見ているとしか
言いようがないですけれど。
自分の顔を立てて、も付けてきたなら
連帯責任とらせたいですね。

2013/03/10

月曜日に始まって、その週に決着を付ける物語。
男の子が主人公で、意味深なセンパイやらも男。
ほんのりBL臭のただよう最近のコバルトらしい気軽に読める小説。

図書館で30分でさらりと読めて、まぁ爽やか、かなぁ。

2005/06/21

某雑誌の紹介を見て購入。
嫌がらせ犯の予想をしつつ読んでたんですが、見事に外しました（笑）
ちょっと内容が薄い気もしましたが、妙な違和感などはなくさらりと読めました。