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ペニスの歴史 男の神話の物語
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2004/11/30 |
JAN | 9784562038527 |
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ペニスの歴史
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米原万里の本より 内容(「BOOK」データベースより) 古代シュメールの時代からバイアグラによって「勃起産業」が誕生した現代に至るまでの長い歴史、人間とペニスとの関わりをさまざまな視点から論じる。世界 18か国で翻訳出版された話題の作品。
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ペニスをつかむことは悪魔と握手すること――アウグスティヌスが植え付けたペニス嫌悪の観念。それはさらにこうも語る――「性交時に放出される精液は原罪を次の世代に伝える――と。一聴すると「そんなアホな」と思える観念だが――この呪縛はどうもいまだ継続されているような気がしてならない。 も...
ペニスをつかむことは悪魔と握手すること――アウグスティヌスが植え付けたペニス嫌悪の観念。それはさらにこうも語る――「性交時に放出される精液は原罪を次の世代に伝える――と。一聴すると「そんなアホな」と思える観念だが――この呪縛はどうもいまだ継続されているような気がしてならない。 もちろん、表層的な観念は「科学」の力によって否定される。例えば、レーウェンフックの顕微鏡による精子の発見は大きな転換になっただろう。しかし、根本に流れる思想はそんなに大差がないような気がする。だからこそ、フロイト的「超男根主義的精神分析」が成りたったのではないか。 先に読んだ「なぜ科学を語ってすれ違うのか」中に『一見不合理に思えるフェミニズム的思考についても再考する余地は充分にある。我々は、いまだ、無意識的に家父長制度に囚われている可能性は充分にあるのだ』的記述があり、それと照らし合わせて考えてみると大変興味深い。我々は―男女問わず―男根に囚われすぎている可能性はあるのではないだろうか。 【トリビア】なぜ人間は性交時、ピストン運動をするのか。それは、競合する雄の精子の掻きだし作業の名残――という説。
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