![アメリカの秘密戦争 9・11からアブグレイブへの道](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001270/0012705370LL.jpg)
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アメリカの秘密戦争 9・11からアブグレイブへの道
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞社/ |
発売年月日 | 2004/11/24 |
JAN | 9784532164898 |
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アメリカの秘密戦争
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全裸の人間ピラミッド。その前で笑顔を見せるアメリカ兵。 イラクのアブグレイブ刑務所での捕虜虐待のニュースは 世界に衝撃を与えた。 このスクープを放ったのが本書の著者であるセイモア・ハーシュ。 ヴェトナム戦争当時、アメリカ兵によるソンミ村虐殺事件を スクープした調査報道記者である...
全裸の人間ピラミッド。その前で笑顔を見せるアメリカ兵。 イラクのアブグレイブ刑務所での捕虜虐待のニュースは 世界に衝撃を与えた。 このスクープを放ったのが本書の著者であるセイモア・ハーシュ。 ヴェトナム戦争当時、アメリカ兵によるソンミ村虐殺事件を スクープした調査報道記者である。 その著者が、9.11アメリカ同時多発テロ以降の子ブッシュ政権 が「テロとの闘い」との錦の御旗を掲げて行って来たでたらめ を検証している。 ベテラン記者である著者ならではの人脈なのだろう。アメリカの 情報機関、外交官、退役・現役の軍人等、幅広い人たちの証言 を積み重ねての描写は圧巻だ。 CAIもFBIも情報機関としての機能を果たせず、海外の情報機関 から送られて来た情報を頼りにしたことで「イラクは大量破壊 兵器を保有している」なんて偽情報をイラク戦争の拠り所に するはめになった。 そもそもアメリカは中東をきちんと理解していないのではない だろうか。原理主義者と、その原理主義者に異を唱えるイスラム 教徒の区別さえも出来ていないのではないだろうか。 アメリカがテロリストたちの情報を集めるなかで、当時のシリア がかなり積極的にアルカイダの情報をアメリカに提供しようと していたことを本書で知った。 この時、シリアはアメリカへ歩み寄ろうとしたのではないのか。 それをアメリカが信じていれば現在のシリア情勢も多少違って いたかもしれない。 そしてやっぱり不思議な国はパキスタンだ。この国、アメリカに 協力はするけどタリバンも支援しているんだよな。まぁ、ソ連の アフガン侵攻の際にはアメリカもタリバンを支援したんだけど。 ある国の体制を自分たちの都合のいいように変えようとする。 それが子ブッシュのアメリカがやって来たことだ。その結果、 どうなったか。 「タリバンは悪い奴だったけれど、治安はよかった」。アフガニ スタンの人の言葉だが、アフガンも、イラクも、アメリカが当時の 政権を倒してから治安は以前よりも良くなったとは言えない。 だが、「その後」についてアメリカが責任を負うこともない。 彼らは敵を倒したら、次の敵を見つけるだけだ。いつまで 続ける気なんだろうね、こんなことを。 尚、アブグレイブを始め、アメリカの捕虜収容所で行われていた 虐待については国防総省上層部も知っていたはずなのに、罪に 問われたのは末端の軍人だけだ。 2011年5月2日、9.11アメリカ同時多発テロの首謀者とされる ウサマ・ビン・ラディンはアメリカの特殊部隊によって暗殺 された(アメリカの修正憲法は暗殺を禁止している)。だが、 アメリカは今でもテロに脅えている。
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アメリカの国家戦略を独自取材によって浮き彫りにしている。 イラク戦争は石油権益確保のための戦争だったという一般的な指摘がある。しかし、本書では、『サウジアラビア国内に備蓄された石油に対するテロ攻撃を防ぐのが困難であることが、中東におけるアメリカの経済・政治両面の権益に大きな脅...
アメリカの国家戦略を独自取材によって浮き彫りにしている。 イラク戦争は石油権益確保のための戦争だったという一般的な指摘がある。しかし、本書では、『サウジアラビア国内に備蓄された石油に対するテロ攻撃を防ぐのが困難であることが、中東におけるアメリカの経済・政治両面の権益に大きな脅威になっている』として、“石油国家”アメリカがサウジの石油に関していかに神経質になっているかを具体的に指摘している。 多岐にわたる深い取材が本書の説得力の源泉となっている。冒頭部分に書かれた『私は昔気質の善良な民主主義者を取材する。肝心なのは、その人間が誠実であるかどうかだ』という言葉が著者のジャーナリストとしての基本的スタンスをよく示している。
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イラクのアブグレイブ収容所での拷問事件をスクープした、セイモア・ハーシュ氏の著作。 《大まかな内容(本の帯から紹介)》 ラムズフェルド国防長官の極秘命令によって、米軍は全世界で「人狩り」を行っている。 アブグレイブ刑務所のイラク囚人虐待事件は、国防総省首脳部が関与した組織的...
イラクのアブグレイブ収容所での拷問事件をスクープした、セイモア・ハーシュ氏の著作。 《大まかな内容(本の帯から紹介)》 ラムズフェルド国防長官の極秘命令によって、米軍は全世界で「人狩り」を行っている。 アブグレイブ刑務所のイラク囚人虐待事件は、国防総省首脳部が関与した組織的犯罪。 ネオコンの指導者と軍需産業とのイラク開戦をめぐる黒いつながり。 アメリカは、パキスタンの核兵器がテロ組織に渡る事を恐れ、核兵器奪取を密かに計画。 サウジアラビア王室から、莫大な資金がアルカイダに提供されている。
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