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近代日本語の思想 翻訳文体成立事情
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 法政大学出版局 |
発売年月日 | 2004/11/20 |
JAN | 9784588436109 |
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近代日本語の思想
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商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
めちゃくちゃおもしろかった。へぇとかほぉとか頷きすぎて、パンク兄ちゃんのヘッドバンキング状態。 現在の「書き言葉」がいかに「翻訳文体」に影響されてできあがったか。○○は……というときの「は」がそもそも翻訳調であり、明治以前の文章には「主語」なんてものはなかった。そもそも「文」...
めちゃくちゃおもしろかった。へぇとかほぉとか頷きすぎて、パンク兄ちゃんのヘッドバンキング状態。 現在の「書き言葉」がいかに「翻訳文体」に影響されてできあがったか。○○は……というときの「は」がそもそも翻訳調であり、明治以前の文章には「主語」なんてものはなかった。そもそも「文」という概念がなく、「。」は使われていなかった。「だ」とか「である」とかの文末後もつくられたものだった。「彼」や「彼女」もなかった……と、驚きの連続。そして、そのような「文体」を獲得することによって、未知の文化である西洋文化を受け入れていくことができた。また、「翻訳」することでもとの西洋文化を変質させもしたのだ、と続いていく。 発見の喜び、知的な興奮を存分に味わえる、実に楽しい本だった。
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