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魔女モティ 講談社・文学の扉
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魔女モティ 講談社・文学の扉

柏葉幸子(著者), 佐竹美保

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魔女モティ 講談社・文学の扉

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2004/07/12
JAN 9784062119757

魔女モティ

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商品レビュー

3.5

14件のお客様レビュー

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2022/08/03

小学中級から対象と書いてある通りの、物語だと思ったので、大人が読むには、少々物足りなさも感じましたが、言葉に出さなくとも、子供は、家族に対する真剣な想いを、胸に秘めているといった、大切な事を実感いたしました。 何、当たり前の事を書いてんだと思うかもしれませんが、世の中には気付か...

小学中級から対象と書いてある通りの、物語だと思ったので、大人が読むには、少々物足りなさも感じましたが、言葉に出さなくとも、子供は、家族に対する真剣な想いを、胸に秘めているといった、大切な事を実感いたしました。 何、当たり前の事を書いてんだと思うかもしれませんが、世の中には気付かない人もいるのです。 訳あり魔女「モティ」の家族募集に、志願する形になった、娘役の「紀恵」と、父親役のピエロの「ニドジ」は、それぞれの悩みを抱えながらも、ある意味、偽りの家族をなんとかしていくために、悪戦苦闘する中で、それぞれの人柄の良さに気付いていき、それが、自分の悩みを見つめ直すきっかけにもなるという、モティ含めての成長物語となっております。 その中でも、紀恵の、お母さんに求める愛情が、行き所を求めて彷徨う様子には、繊細な子供のいじらしさを感じて辛く、それを知るために、親御さんが読むのも良いかと思いましたが、大人が自分等の都合で新しい家族を作るのだから、子供だって自ら望む家族を求めてもいいのでは、といったメッセージには、少し複雑な思いを抱かれるかも。

Posted by ブクログ

2020/03/09

小学5年生の紀恵は三人姉弟の次女。家族に誕生日さえ忘れられて家出した公園で出会った黒猫のペローにスカウトされ、魔女モティの家族になってしまうが…。新感覚ファンタジー。

Posted by ブクログ

2016/04/21

お母さんとケンカして家出した紀恵は、しゃべる黒猫にスカウトされて元ピエロのニドジと共に魔女の家族になるのだった。魔女モティは魔女学校の落第生。面倒くさがりで皮肉屋な彼女の前には助けを求める人が現れるのだが、モティは魔法で解決できるのか? 柏葉幸子お得意のもうひとつの世界に入りこむ...

お母さんとケンカして家出した紀恵は、しゃべる黒猫にスカウトされて元ピエロのニドジと共に魔女の家族になるのだった。魔女モティは魔女学校の落第生。面倒くさがりで皮肉屋な彼女の前には助けを求める人が現れるのだが、モティは魔法で解決できるのか? 柏葉幸子お得意のもうひとつの世界に入りこむ少女の物語。疑似家族を形成するのが面白いと思ったのですが、家族ごっこを堪能する前に物語がどんどん進んでいきました。 自分たちを放ったらかしにした母親の代わりの母親を欲しがる少女、古いホテルをめぐり対立する父と息子、母親に預けたままにしていた息子と一緒に暮らしたい元女海賊と、「家族」がテーマになっています。そんな騒動の中で紀恵自身の母親への想いが語られていきます。 まだまだこれから面白くなりそうというところで終わりになり(紀恵の物語としてはきちんと完結しているのですが)残念と思ったら、続編もあるのだとか。読まねば!!

Posted by ブクログ