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商品レビュー

3.8

25件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 脳
  • 心
  • 理解
  • 人間の特異性
  • 意識の本質
  • 自己認識の挑戦
  • エピソード記憶の役割
  • 分かりやすい解説
  • 一般向けの哲学
  • 新たな視点の提供

意識の本質やエピソード記憶の役割について深く考察された本書は、脳と心の関係を探る興味深い内容です。著者は、意識が主体的な存在ではなく、脳内での自律分散演算の結果として受動的に形成されることを明らかにし、エピソード記憶が人間の特異性に寄与するという新たな視点を提供します。特に、意識の中にある「私」が無個性な錯覚であるという考えは、自己認識に対する挑戦とも言えるでしょう。

ただし、後半部分には議論が浅いとの指摘や、意識の神秘性を過度に否定する表現に疑問を持つ声もあります。また、死に対する恐怖が軽減されるかどうかは個々の受け止め方によって異なるようです。それでも、全体を通して分かりやすく、一般向けに書かれた点は評価されており、読者に新たな視点を提供する一冊となっています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2022/03/04

ロボット工学の研究者が至った「人間の心の真理」について書かれた本。 ・自分とは、外部環境と連続している存在 →わかる ・「意識」は主体的な存在ではなく、脳の中で無意識に行われた自律分散演算の結果を、受動的に受け入れている存在 →わかる ・その「意識」はエピソード記憶のためにある...

ロボット工学の研究者が至った「人間の心の真理」について書かれた本。 ・自分とは、外部環境と連続している存在 →わかる ・「意識」は主体的な存在ではなく、脳の中で無意識に行われた自律分散演算の結果を、受動的に受け入れている存在 →わかる ・その「意識」はエピソード記憶のためにある →わかる ・さらにその「意識」の中にある〈私〉の正体は無個性なクオリアの錯覚 →わかる ・〈私〉は脳の錯覚現象。こんなの地球上に星の数ほどもあるから自分の一つがなくなってもなんでもないし、死んでも大丈夫。死は怖くない。 →わからない… 私にとって、死ぬのが怖いというのは、苦しむのが怖いというのと同義なので、これを読んで死ぬのが怖くなくなるかというと全くそんなことはない。ちょっと飛躍している気がする。 でも、受動意識仮説は興味深かったし、文系の人間でもわかるように書かれていておもしろかった。自己に対する新しい視点を持つことができ有益だったと思う。

Posted by ブクログ

2021/05/14

クオリアとは、五感から得た情報と、心の内部から湧き出てきた情報を、ありありと感じる質感。 膨大な脳神経の活動の中から特徴的なものに注目して、それを個人としての体験に変換したものが意識であると、著者は言う。意識はエピソード記憶をするために生じたもので、それによって高度な認知活動が...

クオリアとは、五感から得た情報と、心の内部から湧き出てきた情報を、ありありと感じる質感。 膨大な脳神経の活動の中から特徴的なものに注目して、それを個人としての体験に変換したものが意識であると、著者は言う。意識はエピソード記憶をするために生じたもので、それによって高度な認知活動ができるようになった。意味記憶よりも後に獲得されたものである。 すべての脊椎動物は、中枢神経系を持ち、大脳新皮質もあるので、知情意、学習と記憶を行っていると思われる。哺乳類のほか、鳥類も、いつ何が起こったかを記憶しているので、意識を持っていると言える。 行動には3つの方法がある。1つ目は、フィードバックに基づく、脊髄反射のような場当たり的な行動。2つ目は、フィードバック誤差学習による逆モデルで表される試行錯誤的な行動。3つ目は、頭の中で行動のシミュレーションをする順モデルを用いたイメージトレーニングとして表される行動。

Posted by ブクログ

2019/08/26

プロローグを読んでいる限りはかなり大風呂敷を広げて断言してしまっているように思う。大丈夫なのか? もしかしてトンデモに手を出してしまってはいないか? 読み進めていくと決してトンデモではなく意識と身体、さらに自意識のシステムが語られる。ニューラルネットワークをあたかもそれ自体が人格...

プロローグを読んでいる限りはかなり大風呂敷を広げて断言してしまっているように思う。大丈夫なのか? もしかしてトンデモに手を出してしまってはいないか? 読み進めていくと決してトンデモではなく意識と身体、さらに自意識のシステムが語られる。ニューラルネットワークをあたかもそれ自体が人格や意思を持つごとく小人たちと名付けてみたりとアイデンティティーを揺さぶるような扇情的な記述が並ぶが「利己的な遺伝子」やダーウィン、フロイトなどの一種パラダイムシフトにはなっておらず、ミスリーディングに思えてしまう疑義が生まれてしまった。 実際の最終章である第4章が、それまでのクール、もっと言うと冷淡な挙述から一転し、やたら熱くなる。結局これがやりたかったのだとわかる。宗教をこちらがびびるほど否定、人権意識を拡大し、アジテートしてくる。その論調が少しかわいいのだ。

Posted by ブクログ

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