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漱石先生大いに悩む
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漱石先生大いに悩む

清水義範(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館/
発売年月日 2004/11/29
JAN 9784093861397

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商品レビュー

3.4

8件のお客様レビュー

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2012/12/18

「猫」創作秘話。明治時代に日本語で小説を書くということはどういうことだったのか、先駆者漱石の苦労、工夫、そして苦悩。漱石先生に親しみがわくこと、間違いなし。

Posted by ブクログ

2012/05/13

思わぬ誤算と収穫でしたね。漱石論の本かなと思って手にとって読み始めて、「やられた」というのが第一印象でした。清水氏のお得意のパスティーシュ小説じゃないですか。 内容は、知人から預かった古い巻手紙の素性をはっきりさせるというものです。その古い手紙の宛名は美禰というものであり、差出人...

思わぬ誤算と収穫でしたね。漱石論の本かなと思って手にとって読み始めて、「やられた」というのが第一印象でした。清水氏のお得意のパスティーシュ小説じゃないですか。 内容は、知人から預かった古い巻手紙の素性をはっきりさせるというものです。その古い手紙の宛名は美禰というものであり、差出人は夏目金之助と思わせるものであるという少し強引なものです。しかし、当たり前なのんしょうが読み進めるうちにこの著者は、漱石をよく読み込んでいる人だと感じました。 第2章での漱石の不機嫌さは、どこからくるものかと鏡子夫人のヒステリーの要因の考察は、納得いきますね。漱石の探偵ぎらいは、有名で作品にもたびたびでてきますが、そのあたりの著者の見立ても的をえていると思えますね。 第3章での言文一致と和漢混合文の差異については、著者の他の作品でもでてきますが、言文一致は、情緒的になりやすく、論理の文章を書くのであれば、演説口調で書くのが良いのではという指摘には、なるほどと思いますね。 第4章での漱石(金之助)が、不機嫌な時は即断即決してその話を終えたがるという見方はユニークですね。 本書は、『硝子戸の中』『吾輩は猫である』『三四郎』『道草』など漱石の作品がいっぱい詰まったすばらしい作品ですね。 P.170最終行「全編ひらすら」は「全編ひたすら」ではないのでしょうか。

Posted by ブクログ

2011/10/19

作者の考える夏目漱石像が物語形式で紹介されていた。つねづね、よくいわれるような陰鬱な印象をもつ夏目漱石が『坊ちゃん』や『吾輩は猫である』を書けるはずはないと思っていたので、特に夏目漱石像については反感なく読めた。 設定がこじつけすぎるのは、物語に重点を置いている本ではないから仕方...

作者の考える夏目漱石像が物語形式で紹介されていた。つねづね、よくいわれるような陰鬱な印象をもつ夏目漱石が『坊ちゃん』や『吾輩は猫である』を書けるはずはないと思っていたので、特に夏目漱石像については反感なく読めた。 設定がこじつけすぎるのは、物語に重点を置いている本ではないから仕方がなく、そこに目をつぶれば、漱石についての作者の考えをとても面白くなぞることのできる本だった。

Posted by ブクログ

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