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大黒屋光太夫(上巻)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 毎日新聞社/ |
発売年月日 | 2003/02/15 |
JAN | 9784620106656 |
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大黒屋光太夫(上巻)
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
困った時の吉村先生。『漂流』『破船』に続き手に取った漂流物。教科書で名前は見た時ある大黒屋光太夫の漂流を題材にした小説。 江戸時代後期、天明2年。伊勢国白子浦から江戸に向けて出帆した船が7ヶ月も流され、アリューシャン・オホーツク・イルクーツクに至るまでの上巻。 海上遭難の絶望。食糧や水が乏しくなる地獄。想像しきれないほどの寒さ。死んだほうが幸福と思いたくなる状況に、船親父の三五郎と主人公である光太夫は責任感で仲間達を気遣う。並大抵の精神力ではない。 ロシア人や現地住民の優しさや素朴さに胸が打たれる。 読んでいる現在、ロシアがウクライナに侵攻し残虐非道な市民虐殺が行われている。一方でロシア国内でデモも行われたという(最近は聞かないが) 個人としてのロシア人の優しさ・愛情・友好的な姿に光太夫達が助けられる一方、国益として利用とする姿がチラと覗く場面では、現在の状況と重なる部分がある。 故郷に帰れる保証はなく、その地で愛する人ができてしまったら、自分はどうするだろうか?
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船が難破したときに状況。土地に漂流してからの、その極寒の地の描写。仲間が次々死んでいく中で、光太夫が残って行くのは、精神力なのか。光太夫を日本に送り届けるロシアの思惑が幕末の動乱へと結びついていく後半は、桜田門外の変、生麦事件を読みたくさせるプロローグでもある。
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伊勢国白子浦(現・三重県鈴鹿市白子町) 廻船「神昌丸」の沖船頭 大黒屋光太夫(32) [1782.12.13]江戸へ向かう途中嵐に会い漂流 [1783.7]水主・磯八(43)死 アリューシャン列島のアムチトカ島に漂着。 ※黒い鳥の皮衣、髪は両頬に長くたらす、鼻の両側&下...
伊勢国白子浦(現・三重県鈴鹿市白子町) 廻船「神昌丸」の沖船頭 大黒屋光太夫(32) [1782.12.13]江戸へ向かう途中嵐に会い漂流 [1783.7]水主・磯八(43)死 アリューシャン列島のアムチトカ島に漂着。 ※黒い鳥の皮衣、髪は両頬に長くたらす、鼻の両側&下唇から白い角が4本(装飾) [1783.8]船親父・三五郎(66)死、船表賄方・次郎兵衛死 [1783.10]安五郎死、上乗り・作次郎死 [1783.12]清七死、長次郎死 [1784.9]藤助(25)死 ロシアの商人(生活必需品)×島民(ラッコ毛皮) [1787.7~8]アムチトカ島→カムチャツカ島へ出発 ※獣類を食べるのは鬼にも等しい!!牛の乳も同様 [1788.4~5]与惣松死、勘太郎死、藤吉(24)死・・・歯茎がはれて黒ずんで血が出る ※バキリチイ、チェブチャ、鮭 [1788.6]カムチャツカ西方海岸チギリへ出発 [1788.8.1~8晦日]チギリ→オホーツクへ出発 [1788.9.12~11.9]オホーツク→ヤクーツクへ出発 [1788.12.13~1789.2.7]ヤクーツク→イルクーツクへ出発 庄蔵、足を切断 帰国の嘆願書をイルクーツク省長官へ提出
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