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大黒屋光太夫(下巻)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 毎日新聞社/ |
発売年月日 | 2003/02/15 |
JAN | 9784620106663 |
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大黒屋光太夫(下巻)
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
上下巻1週間あれば読めます。面白く、熱中します。 この本を読む事で ・ロシア人の優しさ、国としての厳しさ ・江戸(日本)のお役所仕事の冷酷さ ・生きるために必要なこと これらを知ることができます。 この本を読んだら「暁の旅人」も読んでください。 光太夫達がロシアを懐かしむようになった牛乳が、日本に入ってきます。 **** こういう歴史があった事を小説を通して知り、その体験者は歴史上の人物という遠い存在ではなく、市井の「自分だったかもしれない人」と心通わせることができる。このような体験をさせてくれて、ありがとう吉村先生。 イルクーツクからエカテリナ女帝への拝謁、帰国までの下巻。 ロシアにて諸外国の政治や動向を知り、日本の技術や風土が比較的に恵まれている事を知る。一方で、諸外国との取引など新しいことや新参者に怯える姿やお役所仕事の堅苦しさは恥ずかしさを覚える。 外国を知り、日本を俯瞰で捉える。 国外はどういう様子だったか、当時の様子を聞きたい人が光太夫と磯吉の周りに集う姿から、人々の興味の高さを想像する。
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井上靖先生の『おろしや国酔夢譚』を途中で挫折した思い出があり不安になりながら手に取った本。 いやぁ面白かったです。光太夫達が舵を失った船で漂流される様子は凄まじかったし、さらにロシアに到着してからの苦難、特に寒さの表現が素晴らしく、読んでるだけで手足が冷たくなって来ました。 ...
井上靖先生の『おろしや国酔夢譚』を途中で挫折した思い出があり不安になりながら手に取った本。 いやぁ面白かったです。光太夫達が舵を失った船で漂流される様子は凄まじかったし、さらにロシアに到着してからの苦難、特に寒さの表現が素晴らしく、読んでるだけで手足が冷たくなって来ました。 光太夫の人格、知恵、勇気とロシア人との交流が帰国を実現できた理由だとよくわかりました。ロシアの皆さんありがとう~と叫びたくなりました。
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[1789.8]1回目嘆願書却下 [1789.12]庄蔵、宗旨がえ ※教会の信者でなければ心でも野捨てにされる [1790.2]2回目の嘆願書却下、生活補助金の支給差し止め [1791.1]3回目の嘆願書の回答こず 光太夫、キリロと都(ペテルブルグ)へ 九右衛門死、新...
[1789.8]1回目嘆願書却下 [1789.12]庄蔵、宗旨がえ ※教会の信者でなければ心でも野捨てにされる [1790.2]2回目の嘆願書却下、生活補助金の支給差し止め [1791.1]3回目の嘆願書の回答こず 光太夫、キリロと都(ペテルブルグ)へ 九右衛門死、新蔵宗旨がえ [1791.2]4回目嘆願書、外務大臣代行へ [1791.5]皇帝の避暑地ツワルスコエ・セロへ向かう [1791.6]女帝と謁見 [1791.9.29]イルクーツクにて、「帰国ヲ許ス」の報 ※日本では、米・野菜・魚類・鳥肉を食す、牛・馬・豚など獣肉は食べない [1792.5.20]イルクーツク出発 [1792.9.13]オホーツク出帆 [1793.4]根室にて、小市死 [1793.9.18]光太夫、磯吉、江戸城にて徳川家斉と謁見 [1796]庄蔵、イルクーツクで死 [1798.11]磯吉、故郷へ [1802.4]光太夫(50)、故郷へ [1806~7]樺太、択捉の会所、運上屋がロシア艦によって襲われる [1811]ゴローニン事件 ※ロシア通詞、馬場佐十郎、足立佐内は光太夫から教授 [1828.4.15]光太夫(78)老衰死 [1838.11.15]磯吉(73)死
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