ダークエルフ物語(3) 新天地、フォーゴトン・レルム ダークエルフ物語シリーズ

R.A.サルヴァトーレ(著者), 笠井道子(訳者), 安田均

• 内容紹介: 内容:新天地、フォーゴトン・レルム
• 販売会社／発売会社: アスキー/エンターブレイン
• 発売年月日: 2003/07/25
• JAN: 9784757715172

商品レビュー

2013/08/18

1：故郷、メンゾベランザン　と　2：異郷、アンダーダークの感想をまとめて。

人間が主人公のロードス島戦記の方がやはり面白い。ロードス島戦記とダークエルフ物語は趣旨が違うため比較にはならないのかもしれないけど。

そして海外モノのほとんどにつきまとう大味さがやはりあって残念。
道徳心を持ったダークエルフの苦悩と、見てくれや偏見にとらわれない仲間との心暖まる話という繊細なテーマなだけに大味さはいただけない。

2013/02/01

「ぼくはドリッズド•ドゥアーデン」
ドロウであるが故に、世間に受け入れられないドリッズドのこのセリフが、胸を打ちます。

2008/12/17

地上世界に出てもドリッズトの試練は続く、ドロウとしての自分とその厳しさに悩み葛藤する様が描かれる。
ダークエルフ物語は世界を救うとか変えるとかいう話ではなくて、ひたすらドリッズトという若きドロウがどう生きるのかということを描いている。
そのためファンタジー世界の話でありながら、その行動に感じ入ることが出来るのだろうと思う。

この世界のキャラクターは大抵信仰する神を持っていて、ドリッズトもドロウに変わる神を見出すことになります
一神教的な神の信仰の仕方とは異なるので日本人でも共感できるのところがあるのではと思います