- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
エ・アロール それがどうしたの
定価 ¥1,760
220円 定価より1,540円(87%)おトク
獲得ポイント2P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/13(水)~11/18(月)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 2003/06/25 |
JAN | 9784048734608 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/13(水)~11/18(月)
- 書籍
- 書籍
エ・アロール
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
エ・アロール
¥220
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
4
9件のお客様レビュー
渡辺淳一さん(1933~2014年)の作品、ブクログ登録は9冊目になります。 本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 東京・銀座の瀟洒で明るい高齢者のための施設「ヴィラ・エ・アロール」。「エ・アロール」とは、フランス語で「それがどうしたの」という意味の言葉である。ここの...
渡辺淳一さん(1933~2014年)の作品、ブクログ登録は9冊目になります。 本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 東京・銀座の瀟洒で明るい高齢者のための施設「ヴィラ・エ・アロール」。「エ・アロール」とは、フランス語で「それがどうしたの」という意味の言葉である。ここの経営者・来栖貴文は、この施設を「仕事や世間から解放された高齢者たちに、楽しく、気ままに"エ・アロール精神"で暮らしてほしい」という方針から設立した。来栖の理念のもと「ヴィラ・エ・アロール」には自由で闊達な雰囲気があふれ、楽しい語らいや恋愛問題が絶えず生じている-。「老後」に対する日本人の既成概念を打ち破り、これからの新しい生きかたを示唆する、斬新な衝撃作。 ---引用終了 長生きするように努力する。 その意味を、作中人物に、次のように語らせています。 ちょっと気になったので、書きとめておきます。 p220~p221 「年齢をとって元気でいるということは、あなた自身のためであるとともに、家族のため、そして社会のためでもあるのです。こんなことをいっては失礼かもしれませんが、高齢になって元気でいられるということは、それだけみなの負担にならず、医療費もかからない、ということです。さらにはっきりいわせてもらうと、九十、百歳と、高齢になればなるほど、風邪などひかれて、二、三日であっさりと亡くなられることが多いのです。逆に、五十代、六十代などで患われると延々とベッドに横たわったまま、多額の医療費がかかる、ということになるのです。現在、国民総医療費の三分の一に当たる十兆円のお金が、老人医療につかわれていますが、健康な高齢者が増えると、それが大幅に縮小できることは間違いありません」
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この老人保健施設の状況は身近でリアリティーもあるのですが、内容はあまりにも老人の性、恋愛騒動に話が偏りすぎており(それだけ!)、そんな面ばかりではないだろうと反発も感じました。ポルノ映画の上映会などは笑えた物語でしたが、それ以外の物語は描かれている老人たちの姿が悲しく、残酷にさえ感じました。「それがどうしたの」という拘らない前向きな話として書いているとは言っても、あまりにも矮小な世界でした。渡辺淳一氏は一体どういうつもりでこの本を書いているのか、と少し人格を疑いたくなったのが正直なところです。特に栗栖院長の優柔不断な態度で岡本杏子老嬢に接する姿勢は嫌悪感を感じるほどでした。ラストの主人公栗栖氏の恋人との別れは著者の「化身」などと同じパターンですね。主人公もそういう意味で滑稽な存在として描いているのでしょうか。
Posted by
〈内容〉もっと華やかに、もっとポジティヴに――。こんな生きかたをしてみたい!「老後」に対する日本人の既成概念を打ち破り、これからの新しい生きかたを示唆する、斬新な衝撃作。
Posted by