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モンスター・ドライヴイン 創元SF文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社/ |
発売年月日 | 2003/02/13 |
JAN | 9784488717018 |
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モンスター・ドライヴイン
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モンスター・ドライヴイン
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商品レビュー
3.5
10件のお客様レビュー
人知や理解の枠を超えた極限状態で人は何を思いどう行動するのか、どう変わってしまうのか、というのはホラーやSFが想像力と設定を使って物語のなかで書こうとする、あるいはそこで読みたいと思っているもので。 ポップコーン・ノヴェル、という呼び名はさっき思いついたから多分存在しないと思うけ...
人知や理解の枠を超えた極限状態で人は何を思いどう行動するのか、どう変わってしまうのか、というのはホラーやSFが想像力と設定を使って物語のなかで書こうとする、あるいはそこで読みたいと思っているもので。 ポップコーン・ノヴェル、という呼び名はさっき思いついたから多分存在しないと思うけど、ポップコーンでも食べながら、ちょっと本が汚れるのも気にせずに気楽に良い意味で読み捨てられるように読みたい、そんな気分のときに手に取ったランズデールのこの小説も、ジャケから受けたキャッチーそう、という勝手な予想とは違ってそんな人間の姿が、なかなかシリアスに、かなりグロテスクに書き出されているのだった。 極限状態の人間の変化が大方暴かれた中盤以降に登場するポップコーン・キングも、ネーミングはポップだけれどビジュアルも行動もかなりグロテスクだし、その存在がアウトロー気味で孤独な白人ブルカラー青年とその地域(テキサスの街)では迫害されているオタクな黒人少年の融合した姿だと思うと、そこにあるかもしれない意味もシリアスさも考え始めてしまう。 そして、わたしがこんな状況に遭遇したらどうなってしまうのか、集団の狂気に流されそうでも、持っていなかった信仰にすがろうとしそうにも、序盤であきらめてしまいそうでもあるんだよな。少なくとも状況に立ち向かい解決しようとするような立ち振る舞いは出来ないかもなあ、みたいなことを買っておいたポップコーンを食べながら考えているのでした。 ポップコーンにM&M'Sを入れると美味しいですよね。
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ドライブインシアターで一晩中ホラー映画を見るのが楽しみな高校生3人組。ビリヤードバーで知り合った荒くれ者のウィラードと、ホラー映画を楽しんでいると、赤い彗星と稲妻が現れ、ドライブインの周辺が酸の海で囲われ、逃げ場がなくなってしまった…。 あらすじを読まない主義なので、どう展開し...
ドライブインシアターで一晩中ホラー映画を見るのが楽しみな高校生3人組。ビリヤードバーで知り合った荒くれ者のウィラードと、ホラー映画を楽しんでいると、赤い彗星と稲妻が現れ、ドライブインの周辺が酸の海で囲われ、逃げ場がなくなってしまった…。 あらすじを読まない主義なので、どう展開していくのかが全く見えず、全3章の1章目が、本の半分を過ぎても終わらないという話で、大丈夫なのか?と思ってしまった。 1980年代までのオールドホラー映画(しかも有名B級物)がこれでもかと羅列されており、そちらのファンの人にはそれだけでも楽しいのではないかと思う。時々映画の描写を引き合いに表現したりというのもある。 ストーリーの方は1章の後半あたりで、あれ?それもアリなの?という展開となり、その後はどちらかというと、スポンジボブやシンプソンズなどのようなワルノリになっていく。 稲妻のあたりやポップコーンキングの出現など、キーとなる部分の描写がかなり荒っぽいため、わからなくもないけど何がどうなってんの?というところはなくもないが、グズグズでドロドロの表現を長引かされるよりはマシかな。 あとがきで訳者も「これはいったいなんなんだ?」と書いているが、まあ、田中啓文やら筒井康隆やらを読んだことのある人なら、十分についていけるストーリーであろう。 万人向けではないけれども、訳もじっくり丁寧になされていると感じたので、個人的には結構好きな作品だ。
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翻訳のせいか文章が気に入らないのと、リズムが悪い。内容もそのせいかグッとこない。ナンセンスものにしても突き抜けてない。ハップとレナードに戻るか。
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