はじける頭脳 MITのすごい奴ら

鳥井良二(著者)

• 販売会社／発売会社: アートン/
• 発売年月日: 2003/06/30
• JAN: 9784901006507

商品レビュー

2017/03/07

またまたMITネタだが、日本の通信社に勤める筆者がMITに会社派遣で留学した時のいわゆる留学日記だね。難しい事は書いてなくて、web日記みたいな感じでスラスラ読める。あまりMITの雰囲気は伝わってこないが、周りに普通に凄い天才的な連中がいるという事らしい。

筆者だってMITに留学できるくらいなんだから相当のもんだと思うけど。MITの凄さというものが身近にそんな人がいないため良くわかんないのだが、そもそも優秀な人間とはどういう仕事をする人間なのかがよくわからんですが、世界No1ですからね。アメリカ留学してた奴は何人か知ってるけど、ひょーすげー全然違うーとは思った事ないしね。自分だって出来る事ならもう一度死ぬほど勉強したいなーと甘い事を思ってみたり。

「未来を想像する最善策は、そいつを開発してしまうことだ」という言葉が一応エセ技術者としてとてもカッコイイ言葉だと思う反面、そんな事できるヤツはいったい世の中にどれだけいるんだとも思ってみたり。

できる事ならばそっち側の人間になりたいところだが、今までの人生の過ごし方で、そういう人間とは決定的にすでに差がついっちゃってるのかなぁとまた弱気になってみたり。あーダメダメだなぁ。

2010/08/28

本屋になさそうだったので、Amazonの中古品を購入。社会人で1年間MITに留学した人が書いたエッセイ。とても面白かったです。なんで売れていないのか、疑問に思うほどの面白さです。MITの学生は勉学だけでなく、遊び心を持っていることに驚かされました。とある日、学生によりMITのドームがスターウォーズのR2-D2にデコレーションされるといういたずらを超越したパフォーマンスは、とても粋だと感じました。この本には未来を常に創造している人達と接して著者が感じたことが主として記されています。その中の紹介にあった、ある特定の場所に音を伝える装置は、発想から驚かされます。こんな夢のような装置を生み出すこの大学は、やはり魅力的です。理系で学んでいると、いつかMITに行ってみたいという思いは膨らむ一方です。

2007/08/29

MIT(マサチューセッツ工科大学)に留学した日本人による留学記。MITの考え方、日本の大学との違い・・など、いろいろと考えさせられるものがあります。