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和解技術論 和解の基本原理 信山社・法学の泉
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 信山社出版 |
発売年月日 | 2003/06/20 |
JAN | 9784797222616 |
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和解技術論
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調停員が調停の進め方がわからず、スグに不成立になる。という衝撃的な?体験が元になっており、そこから和解の方法論を構築し、広く教育していく必要性を感じたのが動機とのこと。 最近は判決派よりも和解派が多いらしいが、「判決出すのが面倒だから」という話も聞く。全員ではないだろうが、和解で...
調停員が調停の進め方がわからず、スグに不成立になる。という衝撃的な?体験が元になっており、そこから和解の方法論を構築し、広く教育していく必要性を感じたのが動機とのこと。 最近は判決派よりも和解派が多いらしいが、「判決出すのが面倒だから」という話も聞く。全員ではないだろうが、和解で済ませてしまった方が仕事が減って楽だと感じる裁判官もいるだろう。で、強制的というか無理な和解を押し付けてくることもありそうなので、その辺は注意する必要がある。
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草野元判事は、心証形成と離れたかなり純粋な交渉として和解をみているというのが驚きだった(極端な例では双方の希望額を半額・倍額にしていって上下逆転したらその間の額を呈示するとか)。 自分のまだまだ少ない経験の中では、和解が成立するのは、自分が主張や証拠をある程度整理できて心証が見通...
草野元判事は、心証形成と離れたかなり純粋な交渉として和解をみているというのが驚きだった(極端な例では双方の希望額を半額・倍額にしていって上下逆転したらその間の額を呈示するとか)。 自分のまだまだ少ない経験の中では、和解が成立するのは、自分が主張や証拠をある程度整理できて心証が見通せたと感じた事件ばかりで、「このラインでの解決が妥当では」というのがないと、和解を進める方向性がつかめない。たぶん自分がもともと交渉や駆け引きが好きとか得意とかでないタイプだからなんだろう。熱意方面だと思う。 そこはホント各裁判官の個性なんだなと思ったけれども、むろん交渉と無縁で和解ができるわけはないので、いろんな具体的な方策や心構えがとても勉強になりました。
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裁判官が和解技術を論ずる。当時は,このこと自体,一種センセーショナルだったのではないか。著者の言う「判決派」が裁判官のマジョリティだったということもあるが,裁判官が外部に手の内を晒すという意味でも,大きな決断が必要だったのではと思う。 実は本書はタイトルだけでアマゾン購入して...
裁判官が和解技術を論ずる。当時は,このこと自体,一種センセーショナルだったのではないか。著者の言う「判決派」が裁判官のマジョリティだったということもあるが,裁判官が外部に手の内を晒すという意味でも,大きな決断が必要だったのではと思う。 実は本書はタイトルだけでアマゾン購入しており,弁護士向けだと思い込んでいた。開いてみると裁判官の和解勧試についての本で,正直失敗したと思った。しかし,読んでみると弁護士にとっても非常に参考になる。それは,著者が和解を当事者の自主的紛争解決機能を重視する「交渉型」と捉えているからである。間に裁判官が入るかどうかは異なれど,当事者同士の交渉によって和解が成立するのは,訴訟上外で変わりはない。本書で紹介される具体的な和解案の類型は,訴訟外の和解交渉でも頭に入れておく必要がある。単に足して2で割るのではなく,人間心理を踏まえた主観的公平性が,和解成立のカギなのだ。 ともすると,単に判決を回避するためと思われがちな和解について,裁判官としてここまで踏み込んで取り組まれる姿勢は素晴らしい。こういう裁判官が増えるといいなぁ。
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