宮藤官九郎脚本 GO 宮藤官九郎脚本

金城一紀(著者), 宮藤官九郎

• 販売会社／発売会社: 角川書店/
• 発売年月日: 2003/05/30
• JAN: 9784048734554

商品レビュー

2014/10/31

原作も好きだし、映画も好き。シナリオは宮藤官九郎。さあ、どうかな？　と思ったら、面白かった。
くすくす笑える。
登場人物にそれぞれ癖がある。
重過ぎず、軽過ぎず。

行定監督と金城一紀のあとがきもよかった。

2011/12/19

おもしろい。笑えて爽快痛快ほっこり。
窪塚はこの映画を契機にナショナリストに傾向していくってどっかで聞いたけど。普通の人なら、例えば海外にでて生活するとかしない限り、日本とは何か？国家とはなにか？とか考えない。でも日本で育った外国籍の人たちはそういうコトを小さい頃から考えて育ってる。「在日」とか「ガイジン」というレッテルを貼られて生きるから当然自分とはなんなのかって考える。そういう人を演じる中でもっと自分のこと、自分の国のこと、そもそも国ってなんなのかとか、そういうコトを考える契機になったんだろう窪塚は、でも映画を見た人にそういうコトを考えさせる問題定義の類の映画ではなく、ただ単に娯楽として楽しめる映画だと思うし、登場人物とか音楽とか作品の雰囲気が人間味に溢れていて心地良かった。普通の人も考える時代になってきてるから、その手の疑問が浮かんだ時に、この映画を見たら何か答えが出てくるかもね。

2010/01/21

この話をざっくり説明すると、主人公は朝鮮人で日本で暮らしているんですが、ある日日本人の女の子に恋してしまいます。その二人の恋路がメインになるストーリーです。この話はなかな浅そうな話なのですが、私は人間の本質的な部分を表している作品だと思います。