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月ノ浦惣庄公事置書
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月ノ浦惣庄公事置書

岩井三四二(著者)

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月ノ浦惣庄公事置書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 2003/06/15
JAN 9784163220406

月ノ浦惣庄公事置書

¥110

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2010/11/05

第10回 松本清張賞 「新しい歴史小説であり、法廷ミステリの傑作」とは松本清張賞選考委員・高橋克彦氏の言葉だが、まさしく新しい作品だった。 今まで公事(現代でいう裁判)を取り扱った作品など読んだ事がない。読むまでは「読みづらいのでは」というような多少の危惧もあったが、全く心配は...

第10回 松本清張賞 「新しい歴史小説であり、法廷ミステリの傑作」とは松本清張賞選考委員・高橋克彦氏の言葉だが、まさしく新しい作品だった。 今まで公事(現代でいう裁判)を取り扱った作品など読んだ事がない。読むまでは「読みづらいのでは」というような多少の危惧もあったが、全く心配はいらなかった。 琵琶湖北岸にある小村・月ノ浦と、隣村との領地争い。これが本作品の中心に据えられた問題だ。そこにさまざまな人々の思惑や怨念・疑念が絡みつき、奥深い傑作となっている。右近と新次郎という月ノ浦の年行事(=代表者)が東奔西走し、幕府・宗教界をも含めた大規模な公事へと発展する様は読み応え十分だった。 とりあえずは中世社会の表裏を活写する本作品に拍手! 2003年・My Bestを挙げるなら、間違いなくこの作品で決まりである。 普通の時代小説に飽きた方にはぜひ読んでもらいたい名作です。 2003年6月/文藝春秋/単行本

Posted by ブクログ

2005/10/23

農民といえば権力者の横暴にただひたすら耐える存在として描かれる事が多いが、この本の農民達は武器を持って戦ったり、幕府や朝廷に公事(裁判)に訴えたり、非常に生き生きとした存在として描かれている。合戦とかの派手さはないが、様々なお約束を含んだなかなか良い作品です。

Posted by ブクログ

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