さよなら、スナフキン

山崎マキコ(著者)

• 販売会社／発売会社: 新潮社/
• 発売年月日: 2003/07/25
• JAN: 9784104617012

商品レビュー

2023/08/05

最後、大瀬崎は人に求められるがままに動くのをやめ、自分の足で自分の行きたい道を探そうと歩き出す。
「人に認められたいから言いなりになる」姿はどこか私に似ていて、私も自分の意志歩き出さなきゃと思えてきた。
この将来を考える時期に、この本に出会えてよかった。
さて、私はどこに行こう…？

2018/10/13

不器用で内向きな大学生の亜紀が編集プロダクションでバイトを始め小説的原稿に才能を発揮するも鬼シャチョーに良い様に手を入れられこき使われそれでもほのかな恋心を抱き本性を知る。ふらふらと起こる良い事や悪い事が現実味とは少し違った不思議な雰囲気。切り捨て調他恋以外のシャチョーの言動にマネージャーが重なる。

2012/08/26

面白かった。
けど、最初から最後までなんだかすっきりしない気持ちが残った。
ショチョーが好きになれないからかな。。
かわいそうな人だなって感じ。

それから、大学生活の諸所の場面。
普通の家庭で育って親のお金で大学行ってる他の学生が妬ましい気持ちは、痛いほど分かって、分かるからこそいらッとした。