株に強くなる『日経』の読み方

日本経済新聞社(編者)

• 販売会社／発売会社: 日本経済新聞社/
• 発売年月日: 2003/09/12
• JAN: 9784532350598

商品レビュー

2021/12/05

読み物として非常に面白かったです。
あっという間に読んでしまいました！
本書は株を初めたばかりの初心者の方には特におすすめの「なぜ？どうして？」に明快に答えてくれる内容となっています。

文章も一年生（初心者）と部長（詳しい方）の対話方式になっており、１つの疑問に大して、回答が１つと完結で読みやすいです。
回答の中から生まれる疑問を次で直に解説してくれるため、読み進めるごとに疑問点がどんどん晴れて行くのか心地よい内容となっており、読み進める満足度も高かったです。

この本を読了してから経済ニュースを読むと、いままで　気がつかなかった範囲にもアンテナを貼ることができると感じました。

株式をやっていなくても、社会人や学生の方でも一般常識として読んでみると自分の生活に係る経済ニュースの見方ががらりと変わると思います。

最近読んだ本の中で、個人的に一番おすすめの本です。
発売は2003年と大分古い本ですが、内容の大きな軸は今の内容に通じると思います。古い知識もありますが、現在と比べてはなぜ変更になったのか？比較できて面白いです。

2009/05/05

編者は、日本経済新聞社である。つまり、日経自身が、自身発行の新聞の読み方を
述べるわけだ（笑）

そして、総評としては「なかなか良かった」と言える。
最初は、結構侮っていたのだが細かいデータの読み方等が抱負に提示されていて、
多くの新鮮な知識を得られたと思う。また、部長と新入社員（一年生）といった
対話形式で展開されるのも、理解を促すのに十分役に立っていると言える。

ここで、必ずポジショントークが懸念されるが、基本的には多くの投資理論・経済理論に
そって説明されていて、かなり信頼性は高いと言えるだろう。これ、全部知っている人って
いるのかな？（笑）まぁ、個人投資家で知ってたら、かなりの強者だろうなぁ。
だって、ファイナンスの理論もちゃんと入ってるし（先物取引）。。。

ここまで、しっかり説明でき、データを読んで行くには、まだちょっと時間がかかりそう。
ってのが、個人的な意見。ただ、目標はこれくらい出来ないとちょっとビジネスマンとして
恥ずかしいなって感じもする。

惜しくも、全体像を提示できていないのが難点か。
もちろん、最初はざくっと株って何？から始まって、徐々に詳細に分析するための
指標の読み方に移っていくのだが、それでもかなりボリュームがあるので、微妙。

最後に、ざっくりした指標の読み方の流れ的なものがあってもいいかもしれな。
まぁ、それぐらい自分でまとめろよ。って話も分かるが。。。
（後で、自分で整理します）

株が初めての人にも、もっと日経購読に置けるコスパを向上させたいって人にも
お薦めできる。意外と（笑）

2006/09/17

これから株を始めようかと思っている人のエントリー作品には持って来い。

日経新聞の読み方というより、株式投資に対する知識を対話形式によって書いている本。

ただし、その情報のエッセンスの抽出の仕方には一見の価値ありです。