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戦争論 岩波新書
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戦争論 岩波新書

多木浩二(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1999/09/20
JAN 9784004306320

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商品レビュー

3.5

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みんなの感想まとめ
  • 戦争と国家の関係
  • 歴史哲学の視点
  • 国際情勢の理解
  • 社会の動きと感情
  • 冷静な戦争分析
  • 現代に通じるテーマ
  • 戦争回避の知恵
  • 国民国家の本質
  • 人間の感情と紛争
  • 哲学的戦争論

歴史哲学の観点から20世紀の戦争を論じ、国民国家の本質やその軍事力の背景に迫る内容が展開されています。著者は、戦争と国家の関係、紛争の根源を分かりやすく解説し、現代の国際情勢に対する理解を深める手助けをしています。特に、戦争がもたらす人間の感情や社会の動きに焦点を当てた点が印象的です。難解な部分もありますが、冷静な分析と人間の感情を結びつけることで、読者に深い考察を促します。1999年に書かれたにもかかわらず、現代にも通じるテーマが多く、戦争に対する思索を促す貴重な一冊です。著者の独自の視点が、戦争を回避するための感情の重要性を再認識させてくれます。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/04/04

 結構時間が空いて何回かに分けて読んだせいで内容をあまり覚えていない。流し読みしてしまったけど、まあいい本だった気がする。こういう本の内容を理解できないのはどうしてだ?真剣に読んでないのか?自分の考えと違うともう排除しちゃうのか?もう僕はダメだ

Posted by ブクログ

2025/12/01

近代の戦争や、戦争と国家の関係、紛争の背景等が、分かりやすく書かれています。 かなりしんどくなる中身ですが、これが1999年の作品ということにもさらに衝撃。21世紀に起こった、そして今もうんざりするほどに続く戦争の内容は、この本が書かれた当時につかんでいたことをさらに凌駕していま...

近代の戦争や、戦争と国家の関係、紛争の背景等が、分かりやすく書かれています。 かなりしんどくなる中身ですが、これが1999年の作品ということにもさらに衝撃。21世紀に起こった、そして今もうんざりするほどに続く戦争の内容は、この本が書かれた当時につかんでいたことをさらに凌駕しています。戦争というかたちをまだとっていなくても、大戦前にあったような不景気にともなう排他的思想、やり場のない怒りを弱者や国外にあてる傾向。フェイクや無茶なプロパガンダが、国家レベルで横行する。それを、政治が主導する世界。敵意をあおるような情報の操作。 せっかく書いてもらったのに、役立てられていないわたしたち。著者である多木氏は、もとは芸術の分野の方のようです。そこから思想の方面に入ったからか、学者っぽい固めの表現ではなく、人間の感情を見つめているのが、わたしは良いと思います。どんなに冷静な分析があっても、戦争を回避するには、戦争はイヤだと思う感情が、大事になるような気がするので。戦争をしたいひとたちは、なんとでも良いように言うのでしょう。その時、「違う」と思える自分でいるために、まだまだ勉強だなぁと思います。こういう本があってくれることに、感謝です。

Posted by ブクログ

2023/09/02

今尚世界各地では戦争や内戦、ジェノサイドが行われている。日々ニュース映像で見るウクライナとロシアの戦闘。ロシアが放ったミサイルがキーウのビルを破壊し、映像に映りきらずともそこには無辜の市民の死が存在する。新疆ウイグル自治区で何が行われているか、中国政府は明らかにはしない。アフリカ...

今尚世界各地では戦争や内戦、ジェノサイドが行われている。日々ニュース映像で見るウクライナとロシアの戦闘。ロシアが放ったミサイルがキーウのビルを破壊し、映像に映りきらずともそこには無辜の市民の死が存在する。新疆ウイグル自治区で何が行われているか、中国政府は明らかにはしない。アフリカの各地で行われている内戦は、外交官の脱出など日本国民の安全には興味があるが、現地で亡くなる兵士たちを我々は見向きもしない。アフリカは日本から遠い地であり関心が向かないのであろうが、世界の経済は極端なグローバリズムで接続されており、いずれは遠い地から影響が津波の様に押し寄せてくる。人々は小さな波では気付かないが、気になった時には足がうまく動かせないほど影響力を感じる。エネルギー価格にせよ食料品の価格にせよ、身近で物価上昇している理由を早い段階で紛争に求めるのは難しい。 歴史を見れば、日本も明治維新以降の富国強兵政策によって、政治や制度が確立しない中での徴兵制が先んじて成立し、未熟なままに各国との戦闘状態に陥っていく。緒戦の勝利は国民を熱狂させ、いつしか戦争によって獲得できる目的よりも、戦争をする事自体が、自分たちの国の豊かさ強さを証明する手段かつ目的とイコールになってしまう。 本書はクラウゼヴィッツが記した「戦争論」が現代に至る、戦争技術の進化、世界経済環境変化、その他様々な要因および外部環境の変化の中で、「政治の延長線上にある戦争」という理解を超えてきた事を考察している。尚、私が本を読んでいる理由の一つに世界から戦争はなくせるか、というテーマがあるが、正にその考察に一致する様な考え方をいくつも得られる内容となっている。 人類という括りでは戦争は見えず、人民・国民という視点に落として初めて見えてくる戦争。ただしそこには人間そのものの凶暴性や、先に述べた様な熱狂とそれに支配される事で集団の心地よさを感じてしまう人間そのものの特性などが影響を及ぼしている。 冷戦構造崩壊後の世界は益々混迷を深めている。核開発技術の拡散は、米ソの世界規模の主義の違和感を超えて、インドパキスタンの様な地域紛争にまで及んでいる。トランプが言った様に「チビのロケットマン」でさえ日本近海に毎日の様にミサイルを飛ばす世の中になってしまった。 本書「戦争論」はかつての戦争とは何か、その要因や定義には存在しなかった新しい時代の「戦争論」を示している。後半ではこの数十年内に発生した(本書自体が1990年代だが)戦争や内戦、虐殺を例に挙げて、その背景にある要因を分析していく。一体何が人々を突き動かしているのか。原因がわからなければ、終わり方は見えない。わたしも同様その答えを考えるのはこうした書籍に触れる事で一人一人が考えることでしかたどり着けない。

Posted by ブクログ

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