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夜の果てへの旅(上) 中公文庫
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夜の果てへの旅(上) 中公文庫

ルイ・フェルディナン・セリーヌ(著者), 生田耕作(訳者)

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夜の果てへの旅(上) 中公文庫

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夜の果てへの旅(上)

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商品レビュー

4

20件のお客様レビュー

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2010/05/28

医師、軍人、国連職員…

医師、軍人、国連職員、そしてこの小説で文壇の寵児となった後、その過激な思想から戦犯となり貧困と不遇の生涯を終えたあとは教会から葬儀を断られ未だ作品の公刊を阻まれるという異端の中の異端作家セリーヌの自伝的長編小説。この小説は怒り、糾弾そして絶望に満ち満ちており、かなり重くストレスフ...

医師、軍人、国連職員、そしてこの小説で文壇の寵児となった後、その過激な思想から戦犯となり貧困と不遇の生涯を終えたあとは教会から葬儀を断られ未だ作品の公刊を阻まれるという異端の中の異端作家セリーヌの自伝的長編小説。この小説は怒り、糾弾そして絶望に満ち満ちており、かなり重くストレスフル。喜びや幸福を求めない「僕」の現実に対するあまりに歪んだ解釈に現代の我々がどこまで感情移入できるのか。私にはキツイ本でしたが、あとを惹くんだよな。

文庫OFF

2025/01/03

長い。とにかく長い。んでもって文体も特徴的で会話調の独白が永遠と続く感じ。 ストーリーはあるのだが追えない。 途中からただ文字を目で追うフェーズにくる。それでも文は読みやすくあるのだ。 とりあえず、ずっと読みたかったから達成感ある。 当時はこれがめちゃくちゃ新鮮で文壇の俎上に上が...

長い。とにかく長い。んでもって文体も特徴的で会話調の独白が永遠と続く感じ。 ストーリーはあるのだが追えない。 途中からただ文字を目で追うフェーズにくる。それでも文は読みやすくあるのだ。 とりあえず、ずっと読みたかったから達成感ある。 当時はこれがめちゃくちゃ新鮮で文壇の俎上に上がったとのこと。

Posted by ブクログ

2024/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今まで読んできた小説の中で最も衝撃を受けた作品かもしれない。強烈な言葉の数々に圧倒された。 人間と人生に対する呪詛がそのまま文学になったような作品。作中の以下の文章がこの作品の方向性を端的に表している。「完全な敗北とは要するに忘れ去ること、とりわけ自分をくたばらせたものを忘れ去ること、人間どもがどこまでも意地悪か最後まで気づかずにあの世へ去っちまうことだ。・・・何もかも逐一報告することだ。人間どもの中に見つけ出した悪辣極まる一面を、でなくちゃ死んでも死に切れるものじゃない。」 人間の所業の汚さ、残酷さ、愚かさ、無知、搾取、生活の苦しみ、やりきれなさ、怠惰、退屈。これらすべてを人間・人生の真実として余すことなく暴き立てている。あまりにも強烈な言葉の劇薬。言葉で脳をぶん殴られる。

Posted by ブクログ

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