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呉・三国志 長江燃ゆ(十) 興亡の巻 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | 内容:興亡の巻 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 2003/12/20 |
JAN | 9784087476521 |
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呉・三国志 長江燃ゆ(十)
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
ついに幕を下ろした伴…
ついに幕を下ろした伴野三国志。「面白い時代であったわ…」。孫朗が今わの際につぶやいた言葉が、彼が全力で生きた三国志という時代を物語っていると思います。孔明亡き後、魏・蜀・呉とも政治は乱れ、その中で司馬一族だけが台頭し、磐石の政権基盤を築いていった。三国とも司馬氏の武力の前に敗れ去...
ついに幕を下ろした伴野三国志。「面白い時代であったわ…」。孫朗が今わの際につぶやいた言葉が、彼が全力で生きた三国志という時代を物語っていると思います。孔明亡き後、魏・蜀・呉とも政治は乱れ、その中で司馬一族だけが台頭し、磐石の政権基盤を築いていった。三国とも司馬氏の武力の前に敗れ去ったというよりは、皇族が惰弱で驕慢であるが故の内部崩壊でしょうね。ここまで来ると、三国時代にあれほど活躍した各国の諜報組織もほとんど機能していない。唯一、司馬氏と結んだ「青州眼」があるぐらいです。孔明に期待をかけられた「臥龍耳」の
文庫OFF
呉中心の三国志を読みたいのなら…あまり期待しない方が。 三国志として読みたいなら…それでもあまり期待しない方が。 とりあえず10巻まで読みきりました。 呉のことをしっかり最後まで書いている本はないかなぁ~。
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新規購入ではなく、積読状態だったのもの。 購入詳細不明。 2013/8/5〜8/8 10巻にわたる大長編もいよいよ最後。吉川版ではほとんど語られない五丈原以降の三国を描く。こうして後世から神の視点で見ると、三国志の時代は人材が綺羅星の如くいたんだなあということ。権力を握れば握る...
新規購入ではなく、積読状態だったのもの。 購入詳細不明。 2013/8/5〜8/8 10巻にわたる大長編もいよいよ最後。吉川版ではほとんど語られない五丈原以降の三国を描く。こうして後世から神の視点で見ると、三国志の時代は人材が綺羅星の如くいたんだなあということ。権力を握れば握るほど、それを守ろうという欲のせいか、公より私を優先してしまい、結局はその座を失ってしまう。人間は歴史に学んでいるようで学べていないんだよなぁ。そう考えると、徳川家康は偉大だったんだ。 これで文庫化された伴野作品はすべて読んだことになる。癖のある文章だが、独特の世界が有り、好きな作家であった。
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