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冒険する舌 怪食紀行秘蔵写真集
定価 ¥2,640
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社インターナショナル/集英社 |
発売年月日 | 2003/11/04 |
JAN | 9784797670783 |
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冒険する舌
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著者は東京農業大学の教授で、醸造学、発酵学の第一人者です。発酵食品に精通している舌であれば、世界中に怖いものなんてありません。悪食家として知られる彼のゲテモノ食の本、しかも写真集です。その気持ち悪さは……これはとても個人的なもので、美味いも不味いもその人しだいであることを、あら...
著者は東京農業大学の教授で、醸造学、発酵学の第一人者です。発酵食品に精通している舌であれば、世界中に怖いものなんてありません。悪食家として知られる彼のゲテモノ食の本、しかも写真集です。その気持ち悪さは……これはとても個人的なもので、美味いも不味いもその人しだいであることを、あらためて教えてくれます。 表紙で蜘蛛を食べている著者の顔は、なにかとても美味しそうに見えるけれど、それもそのはずで蜘蛛とカニは生物学的にはとても近い種類。茹でた蜘蛛の腹はカニミソの味がするといいます。東南アジアでは、いまも蜘蛛が上質のタンパク源として喜ばれているとか。そう、偏見さえなければ、美味しいものはいくらでもみつけられるのでしょう。 この本、悪食の話ばかりではありません。旅先で出会った人、自然についても、食べ物同様に偏見のないまっすぐな視点で語られています。たとえば中国の奥地に、雨風をしのぐためにつくられた「風雨橋」の話など、どうにも訪ねてみたくなる話のひとつ。全266点にのぼる写真は、旅先で強烈なスパイスとなるはずです。
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4月22日読了。主にアジア各地の農村・市場における、現地の人々にとっては日常の(そうでないものもあるが)、我々日本人にとっては驚天動地、空前絶後の「怪食」たちを豊富なカラー写真とエッセイにて綴る書。獣・魚・虫など食材のもの珍しさもさることながら、げに面白きは「発酵」の作用・発酵を...
4月22日読了。主にアジア各地の農村・市場における、現地の人々にとっては日常の(そうでないものもあるが)、我々日本人にとっては驚天動地、空前絶後の「怪食」たちを豊富なカラー写真とエッセイにて綴る書。獣・魚・虫など食材のもの珍しさもさることながら、げに面白きは「発酵」の作用・発酵を利用した漬物、鮨、酒たちか・・・。「貧しい東南アジアの農村に、本当の食・人間らしさがある」などと言い表せるほど簡単な世の中ではないが、多様性・複雑さがなければ食も世界も面白くないもの。毎日同じものばかり食べて、好奇心を失ってはいけないね!それにしても韓国・木浦市名物の「ホンオ・フェ」、一度食べてみたい・・・目の前にして、食べられるかどうかは自信がないが。
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