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闇絢爛 百怪祭 Ⅱ 光文社時代小説文庫
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商品詳細
内容紹介 | 内容:血膏はさみ. 妖霊星. 恐怖燈. 「夜刀浦領」異聞. 夜の耳の王. 荒墟 |
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販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 2003/12/20 |
JAN | 9784334736118 |
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闇絢爛
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
第2巻目です時間があ…
第2巻目です時間があれば読んでみるのもよいと思います
文庫OFF
町時代を舞台にした時…
町時代を舞台にした時代伝奇小説6編からなる短編集。血膏はさみ・妖霊星・恐怖灯・「夜刀浦領」異聞・夜の耳の王・荒墟。個人的には、かぶると自分の周囲の人々の言葉が全て耳に入るという‘夜耳頭巾’を手に入れた為に後醍醐天皇が陥る苦悩、恐怖を描いた「夜の耳の王」と、残虐非道の限りを尽くした...
町時代を舞台にした時代伝奇小説6編からなる短編集。血膏はさみ・妖霊星・恐怖灯・「夜刀浦領」異聞・夜の耳の王・荒墟。個人的には、かぶると自分の周囲の人々の言葉が全て耳に入るという‘夜耳頭巾’を手に入れた為に後醍醐天皇が陥る苦悩、恐怖を描いた「夜の耳の王」と、残虐非道の限りを尽くしたという六代将軍足利義教が暗殺された史実をもとに、彼に巣くう闇を描いた「荒墟」がとても強烈で印象に残りましたでした。他のものも、美しく狂気と恐怖に彩られた室町時代の濃い闇を感じられる興味深い作品でした。ただいっき読みはちょっ
文庫OFF
著者のライフワークになりつつある「室町伝奇」シリーズの短編集(但し、「一休もの」以外)で、'01年に出版された「百怪祭」に続く第二弾。 落武者が山中で出会った猟師らと共に遭遇する妖怪「油取り」とは(血膏はさみ)、戦国のメフィストフェレス果心居士が秀吉らの前で見せた幻術(...
著者のライフワークになりつつある「室町伝奇」シリーズの短編集(但し、「一休もの」以外)で、'01年に出版された「百怪祭」に続く第二弾。 落武者が山中で出会った猟師らと共に遭遇する妖怪「油取り」とは(血膏はさみ)、戦国のメフィストフェレス果心居士が秀吉らの前で見せた幻術(恐怖燈)、権力のまま非道の限りを尽くした六代将軍足利義教が心に抱えた凄惨なる“闇”(荒墟)など、中世の闇を奇想と技巧の贅を尽くして描いた六編を収録。 間違いなく「面白い」1冊。
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