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サウンド・バイト:思考と感性が止まるとき メディアの病理に教育は何ができるか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東信堂/ |
発売年月日 | 2003/10/20 |
JAN | 9784887135123 |
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サウンド・バイト:思考と感性が止まるとき
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この書籍は、メディアのあり方について客観的に述べたものではなく、現在のメディアの状況が教育面などに及ぼす悪影響について論じています。 そのためか、引用元が「テレビ暴力を考える全国協会」の調査であったり、さらにそこから「任天堂のゲームの80パーセントは暴力描写である」という調査結果...
この書籍は、メディアのあり方について客観的に述べたものではなく、現在のメディアの状況が教育面などに及ぼす悪影響について論じています。 そのためか、引用元が「テレビ暴力を考える全国協会」の調査であったり、さらにそこから「任天堂のゲームの80パーセントは暴力描写である」という調査結果を引用して論旨展開をしています。 多くの文献を引用してはいますが、客観的に論証しているわけではなく論旨にそった引用をしている、ということのようです。 読む前は、オバマ大統領の"Yes we can." のようなインパクトの強い短い映像(後で調べたらこれは「サウンドバイト」というより「ワンフレーズポリティクス」というそうです)そのものについて紙面が割かれているかと思ったのですが、そうではなかったようです。 メディアによる報道について述べられている個所では、 見栄えのする短時間の報道ばかりを行っており調査/分析などほとんど無いこと、客観的な報道(メディア自身についての分析含む)をすることができるメディアが存在しないこと(アメリカには一部あるようですが)などを指摘してありました。 今求められるとするとこの点ではないでしょうか。メディアの偏った報道など不甲斐ない点についてもっと論述してほしいと思いました。 10年前の本にいう事ではないかもしれませんが。 テーマとしては面白いと思います。 「サウンドバイト」という言葉を知ってから、それをテーマにしている本を探しましたがほとんどありませんでしたし、こういった本(意見)が存在していること自体は良いことだと思います。
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