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図説 アーサー王伝説物語 図説シリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2003/05/05 |
JAN | 9784562036424 |
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図説 アーサー王伝説物語
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商品レビュー
2.3
4件のお客様レビュー
諸時代の政治情勢と宗教情勢、民族情勢を織り交ぜて要所要所で他神話との関連、言語学的なつながりも交えつつわかりやすく解説してあって総合解説本としてすばらしく優秀。各所に入る参考絵もフルカラーで目に楽しく、引用されるアーサー王伝説もとても読みやすい。図書館で借りたけど諸々のとっかかり...
諸時代の政治情勢と宗教情勢、民族情勢を織り交ぜて要所要所で他神話との関連、言語学的なつながりも交えつつわかりやすく解説してあって総合解説本としてすばらしく優秀。各所に入る参考絵もフルカラーで目に楽しく、引用されるアーサー王伝説もとても読みやすい。図書館で借りたけど諸々のとっかかり書籍として手元に置きたい。逆に、解説が入り乱れるのでアーサー王伝説だけを読みたい人には不向き。
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ビアズリーやアーサー・ラッカムの挿絵がちょいちょい載ってるので、それだけでも楽しめました。 内容も分かりやすかったです。
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アーサー王物語に興味があったので読んでみた。 もっと昔に紀元があったり、他の物語から影響を受けていたり、政治的な理由で編纂されていたりして、とてもややこしかった。 こんな物語ひとつで征服の正統性を主張できてしまうなんて、すごい時代だ。 ◆ アーサー王について アーサー...
アーサー王物語に興味があったので読んでみた。 もっと昔に紀元があったり、他の物語から影響を受けていたり、政治的な理由で編纂されていたりして、とてもややこしかった。 こんな物語ひとつで征服の正統性を主張できてしまうなんて、すごい時代だ。 ◆ アーサー王について アーサー王は紀元470年~540年頃に活躍した、とされているブリテンの王。物語が先行していて、実際はどのような人物だったのかははっきりわからない。 5世紀頃のブリテン人の英雄:アンブロシウス・アウレリアヌス、アルトリウス アルトリウスの弟でアーサーの父:ウーゼル・ペンドラゴン ウーゼルは家臣のコーンウォール公爵の妻イグレーヌに惚れ込む。そして、マーリンの魔法で公爵に変身して、イグレーヌに子を孕ませる。これがアーサー。 アーサーは生まれてすぐにウーゼルの家臣サー・エクトルに預けられる。これはマーリンがウーゼルに魔法をかけるときの条件だった。 アーサーは15歳のとき、誰も抜くことができなかった石に刺さった剣を唯一抜き、ブリテンの王として認められる。 最期は姉モルガンとの間に生まれた子、モルドレッドと相討ち。 ◆ メモ ……しかしながら、実にさまざまの描かれ方をしてきたアーサー王について学べば学ぶほど、結局のところ、われわれは自分自身について学んでゆくことになるのである。「自分自身」というのは、文字どおり個人としての自己という意味もあるが、自分の属する社会という意味でもあるのだ。(P11) 今日の目でみるとこうしたことはすべてはロマンティックなおとぎ話だが、ジェフリー・オヴ・モンマスの時代には、カール大帝やアーサー王のような童話ティックなヒーローとのつながりを主張することで国の制度が正統性をもちうるというような――当時の封建制というのは、そのようなものであったのだ。(P70) ラーンスロットとグウィネヴィアの物語を読むわれわれは、「ロマンティックな愛」には神聖なところも、神をも顧みないような自暴自棄なところもあるけれど、どちらも素晴らしいなあと感じる。そう、それは危うい情熱だ。ただわけもなくおとずれ、流されるままなのだ。(P189) カムランの戦いはアーサー王の時代の終焉を象徴している。そしてその物語は、英雄詩と騎士物語のどちらにも必要なある要件をみたしているといえる。つまり、古き英雄たちの時代は大壊滅とともに終焉しなければならないのだ。(P219) 空に輝く北極星のように、アーサー王の揺らぐことのない理想がわれわれの人生のとるべき進路を教えてくれる。いまやアーサー王は不死の者たちのつどう、浄い空気の中に住み、俗の世の、肉の欲望や煩悩をすべて超越しているのだ。(P238)
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