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なぜメディア研究か 経験・テクスト・他者
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なぜメディア研究か 経験・テクスト・他者

ロジャーシルバーストーン(著者), 吉見俊哉(訳者), 伊藤守(訳者), 土橋臣吾(訳者)

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なぜメディア研究か 経験・テクスト・他者

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 せりか書房
発売年月日 2003/04/30
JAN 9784796702485

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2013/09/30
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イサイア・バーリンはメディアを「経験の総体的なテクスチュア」と呼称した。p22 プロセスとしての媒介作用についてのわれわれの関心は、私たちがなぜメディアを研究しなければならないかという問いの中心にある。私たちは、経験と表象の敷居を超えて意味が動いていくありように、注意を注いでいかなければならない。p57-58 それが現実に起きたことだと信じさせるメディアの力。ニュースとドキュメンタリーが真実との等価性を主張すること。 マイケル・レーノフ「私を信じろ、私が世界だ」p87 リチャード・マッケオン「ローマ人のレトリックにおける共通の場は実用的技術と法律の知識に由来し、人文学のレトリックにおけるそれは芸術と文学から来ている。そして、私たち現代人のレトリックは、商業広告と計算機のテクノロジーの内にその共通の場を見出すのである」p90-91 キケロ「強い印象は、一点の力説、明快な説明、事件があたかもそこで起きているかのように思わせるほとんど視覚的な表現によって作られる。それは出来事の叙述にも、意見の説明と増幅にも非常に効果的であり、雄弁と同じ程度に、増幅しようとする事実が重要であるように聞き手に見せることもできる。説明は、しばしばすばやい再検討や、実際に言ったこと以上の理解を促す示唆、あるいは明快さを求める簡潔性、品位の格下げやからかいなどによって相殺され...」『弁論家について』p93 レトリックはまさに「イデオロギーのシニフィアン的側面」として立ち現れた。Cf. マクルーハン Barthes, Roland "Image-Music-Text: Essays Selected and Translated by Stephen Health 広告はレトリックの産業化であり、ブランドの創造はレトリックの商品化である。p97 【パフォーマンス】 ジュディス・バトラー「換言すれば、行為や身振りや欲望によって内なる核とか実体という結果が生み出されるが、生み出される場所は、身体の表面のうえであり、しかもそれがなされるのは、アイデンティティを原因とみなす組織化原理を暗示しつつも顕在化させない意味作用の非在の戯れをつうじてである。一般的に解釈すれば、そのような行為や身振りや演技は、それらが表出しているはずの本質やアイデンティティが、じつは身体的記号といった言説手段によって捏造されている偽造物にすぎないという意味で、パフォーマティブなものである。ジェンダー化された身体がパフォーマティブだということは、身体が、身体の現実をつくりだしている多様な行為と無関係な存在論的な位置をもつものではないということである」『ジェンダー・トラブル』p157-8 メディアによる記憶化は、媒介された記憶である。技術は記憶と結びつき、記憶に媒介する。 われわれは生きていくためにさまざまな付録を、つまり過去という時間のビタミンを提供され続けているのである。p281-282 バウマン「モラリティは社会の産物ではない。モラリティは社会が操作する、つまり搾取したり、向きを変えさせたり、無理に押し込めたりするような、なにもかもなのである。裏を返せば、不道徳な行動、言い換えれば他者に対する責任を見放し、放棄する行いは、社会の機能不全の結果ではないのである。それはむしろ主観性の社会的管理という問題の位相で探求されねばならない、モラルというよりはインモラルな行動の発生のことなのである」Baumann, Zygnmnt『Modernity and the Holocaust』1989 p291 <訳者あとがき> 本書は、メディアを学び、研究するとはいったいどういうことなのかを、深部から解き明かしていく。いわば本書はメディアについてのメディアであり、私たちの日常的実践が織りなす無数の媒介作用を、その媒介作用の中に身をおきながら研究するための手引きである。p330

Posted by ブクログ

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