![腕木通信 ナポレオンが見たインターネットの夜明け 朝日選書740](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001267/0012678854LL.jpg)
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腕木通信 ナポレオンが見たインターネットの夜明け 朝日選書740
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞社 |
発売年月日 | 2003/11/25 |
JAN | 9784022598400 |
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腕木通信
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ゾッキ本として入手。 フランス革命期あたりから電信が発明されるまでの間に活躍した、通信システムに関する本。 開発史・利用史・その技術的変遷(とその亜流システムについて)等が網羅。 パリーリヨン間204キロメートルを平均120秒でつなぐとは、ちょっと驚き。 また民間に開放はされなか...
ゾッキ本として入手。 フランス革命期あたりから電信が発明されるまでの間に活躍した、通信システムに関する本。 開発史・利用史・その技術的変遷(とその亜流システムについて)等が網羅。 パリーリヨン間204キロメートルを平均120秒でつなぐとは、ちょっと驚き。 また民間に開放はされなかったものの、株価がらみの犯罪(ネットワーク犯罪!)にも悪用されたそう。 この亜流システムの流れが、日本の鉄道の腕木信号機につながるのも面白い。 日本の江戸期の通信システム・旗振り信号についても記載。明治24年の大津事件で使われた記録があるそうだ。(大津=大坂間を事件の一報が5分後に到着!驚き!) 長年、気になっていた本に巡り会えて、非常に満足。
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二本の腕木を人力で動かし、その配置を目視することで文章を伝達する腕木通信。日本ではあまり知られていませんが、1800年前後のヨーロッパではフランスを中心に普及し、一時期はオランダからイタリアに通じる通信網が構築されていました。ナポレオンの政権奪取やエルバ島脱出の報はこの腕木通信網...
二本の腕木を人力で動かし、その配置を目視することで文章を伝達する腕木通信。日本ではあまり知られていませんが、1800年前後のヨーロッパではフランスを中心に普及し、一時期はオランダからイタリアに通じる通信網が構築されていました。ナポレオンの政権奪取やエルバ島脱出の報はこの腕木通信網を通してフランス全土へ瞬く間に広がったといわれています。 80km/分程度という比較的高速な通信速度、ヘッダやエラー訂正などの通信プロトコルの存在など、腕木通信は現代のインターネットにつながる近代的な信号伝送形通信の草分け的存在であったようです。 そんな腕木通信についてその開発の経緯や具体的な通信方法(国家機密だったので分からない点も多いのですが)、そして上記のような当時の世相との関わりについて簡潔に解説しているのがこの本。ちょっとマニアックですが通信に関心がある方は一読してみると面白いはずです。
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腕木通信とは、たった三本の腕木の組み合わせで迅速な通信を行った、電信の前の通信方法。帆船小説ではお馴染みで、主人公達が攻撃する、パリのナポレオンに送る秘密通信の送信所、あるいは主人公達の活躍をロンドンに伝えるの英国の通信線といったものが良く出てくる。 この本ではその腕木通信の...
腕木通信とは、たった三本の腕木の組み合わせで迅速な通信を行った、電信の前の通信方法。帆船小説ではお馴染みで、主人公達が攻撃する、パリのナポレオンに送る秘密通信の送信所、あるいは主人公達の活躍をロンドンに伝えるの英国の通信線といったものが良く出てくる。 この本ではその腕木通信の歴史と発展をインターネットとの比較しながら解き明かす。 この本を読んで驚くのは、腕木通信の正確さと早さ。それを実感すれば、小説の中でなぜあれほどまでに送信所の破壊を決行するのか、といったようなことがよく判る。帆船小説に直接関係はないが、こういった背景事情を知っておくのは、帆船小説を読む楽しみを広げてくれるだろう。もちろん技術史として読んでも大変面白い。
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