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「北」の公安警察
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「北」の公安警察

尹大日(著者), 高田一太(訳者)

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「北」の公安警察

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2003/11/05
JAN 9784062120951

「北」の公安警察

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商品レビュー

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2023/01/28
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脱北者の方による2003年出版本です。 「彼を知り己を知れば、百戦百勝する」という格言を引いて、本書を読み、日本の人々が北朝鮮に対処していく上での参考にしてほしい。 いろいろな理由から、脱北者の方が発信する内容はすべてが正しいわけではないという話もあります。 自分の身や北朝鮮や世界中にいる家族・親族・関係者たちのことを考えて、話を抑えていたり、脚色したりせざるをえないこともあるそうです。 ですが本書での語り口から、尹さんはかなりの善人だと思いましたし、本書はとても憤ったやむにやまれぬ義憤の語り口です。 しかし何十年も前から北朝鮮は近いうちに崩壊すると言われ続けてきましたが、相変わらず続いています。 しかも核技術、軍事兵器などの軍事技術では世界有数にまでもなっていて、兵器の輸出で儲けていて、ミサイル発射も世界中への軍事兵器のアピールだという話も聞いたことがあります。 そして北朝鮮は旧東ヨーロッパ諸国と経済的に交流があり、北朝鮮の留学先として選ばれるスイスなども北朝鮮と深いつながりがあり、スイスで行方不明になった「日本人拉致」と思われる事例がたくさんある。 日本人拉致被害者たちのことなどはお構いなしに、北朝鮮は世界中の一大リゾート地で観光地だという話も聞きます。 逮捕される身の危険が迫っていることを知り、家族全員で脱北したかったが、なんとか着の身着のままで次男だけを連れ中国経由で韓国へ亡命。 北朝鮮の内情、政治システム、金親子の独裁と行状、在日帰国者たちの窮状、日本人妻たちの惨状、北朝鮮人民たちの窮状、金正日の破廉恥な行状…………。 金正日の自分がなにをやっても、下劣なことでもなんでもかんでもの自己正当化ぶりはその規模からして、「何千年に一人」の歴史的な規模の大悪人・大悪党だと思います。 なにか目をつけられると、本人が拷問・処刑され、家族・親族たちにも身の危険が及ぶ。 金正日が指示し続けて「日本人拉致」「日本人強制連行」「日本人強制労働」は行われ続けてきています。 そして今現在でも北朝鮮で「強制労働」に従事させられ続けている「現代の日本人奴隷」「日本人拉致被害者」たちを救い出して助け出していくためにも、言葉による謝罪だけではなくて、多くの賠償を払わせ、罰則と刑罰を与え、罪を償わせてはいかなくてはいけないはずです。

Posted by ブクログ