患者第一 最高の治療 患者の権利の守り方 講談社+α新書

岡本左和子(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社/
• 発売年月日: 2003/10/20
• JAN: 9784062722193

商品レビュー

2010/05/28

自分の健康と命を任せ…

[文庫ＯＦＦ]

自分の健康と命を任せる医者を選ぶ方法。最高の治療を受けるには患者の努力が必要。

2012/02/29

世界最高の病院であるジョン・ホプキンス大学病院の元ペイシェント・コーディネーターだった著者が，アメリカと日本の医療の違いについて紹介した読み物．医療に対する考え方，診療や事故防止システム，制度の違いについて，実例を挙げわかりやすく紹介している．日米間の医療システムの違いについて知るのに最適の入門書．

2009/04/26

患者第一のでありたいと思う。
今働いている病院はジョンズ･ホプキンス病院とかけ離れている。
理事長の話は一丁前だがスタッフがついていっていない。けどこれはスタッフが悪いというよりも体質とシステムが悪い。
何よりシステムだろう。悪いというよりシステムが無いのだ。
患者第一に考えて、一番効率が良いことをやればいいのに・・・
そうはいってもそれが難しいんだよといわれそうだが、そのための努力はしているのかと問いたい。
病院のためではなく、自分の利益ばかりを追ったとしても、
私が思うに、自分が楽になるためにだって、連携したほうがいいと思う。
何を目的に仕事をしているのかが見えない。
今これをこなすだけ。それだけのために仕事をしていては何も面白くない。
自分の利益、部署の利益、会社の利益、社会の利益を考えると、行き着くところが患者第一の医療だと思う。
なぜそこに力を入れないのだろう。
なにが障害なのだろう。ばかみたいにプライドが邪魔しているのではないだろうか・・・。

病院のあり方ばかりでなく、患者としてのあり方もとても勉強になる。
自分の体なんだから知る必要があるし、医者にまかせっきりは違うだろう。
患者が中心。

今勤めている病院の姿勢とシステム、医療の方向性にとても疑問がある。
何をしたらいいのかがつかめたら、あとはやる気、情熱があるのか！との文章に立ち止まった。
自分は何をしたらいいのか、何がしたいのかを考えて、
動こう。