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ピューマの影(1) インカ インカ
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ピューマの影(1) インカ インカ

アントワーヌ・B.ダニエル(著者), 阪田由美子(訳者)

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ピューマの影(1) インカ インカ

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/
発売年月日 2003/06/30
JAN 9784309203768

ピューマの影(1)

¥220

商品レビュー

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2011/12/17

インカ帝国という大国が、どのようにして栄えどのようにして滅びたか。 なーんてお堅い話じゃないぶん、物語的に頭にはいりやすい。宗教観とか世界観とか。 時代がけっこう近代(大航海時代)でそりゃそうかと思いつつびっくりした。宗教戦争(と同時の植民地争奪戦)が激しい。 でも中心は征服され...

インカ帝国という大国が、どのようにして栄えどのようにして滅びたか。 なーんてお堅い話じゃないぶん、物語的に頭にはいりやすい。宗教観とか世界観とか。 時代がけっこう近代(大航海時代)でそりゃそうかと思いつつびっくりした。宗教戦争(と同時の植民地争奪戦)が激しい。 でも中心は征服される側と征服する側の恋の物語。 表現が熱ぃ。

Posted by ブクログ

2010/09/03

末期のインカ帝国とスペインを描いた半分史実、半分ファンタジーの恋愛小説。 作者はフランス人だそうで、「フランス人が考えたいかにもなインカ帝国」になるのではないかと思いながら読んでいたが、インカ側の主人公は淡々とした性格で(人間の生贄に対して否定的である等、多少西洋的な価値観で書か...

末期のインカ帝国とスペインを描いた半分史実、半分ファンタジーの恋愛小説。 作者はフランス人だそうで、「フランス人が考えたいかにもなインカ帝国」になるのではないかと思いながら読んでいたが、インカ側の主人公は淡々とした性格で(人間の生贄に対して否定的である等、多少西洋的な価値観で書かれているきらいはないでもないが)むしろ逆にスペイン側の主人公の方がアメリカ侵略やインカ人を殺すのに否定的である等、未来の価値観で描かれてしまっている部分がある。 その点、時代と国家に忠実な発想で行動する脇役達の方が性格にブレを持たざるを得なかった主人公たちよりも魅力的なのは否定しがたい。 恋愛小説と言う帯がついていたが、この本においては(続きものである)二人はせいぜい顔合わせ程度でロマンティックなシーンはまだまだ先のようだ。 だが二、三度顔を合わせた程度で何の交流もなく、一言も言葉を交わしていないにも関わらず「彼なしでは生きていけない!」と叫ぶなど、愛の国フランスの小説は予想外に情熱的である。

Posted by ブクログ

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