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「魔」の世界 講談社学術文庫
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「魔」の世界 講談社学術文庫

那谷敏郎(著者)

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「魔」の世界 講談社学術文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2003/11/10
JAN 9784061596245

「魔」の世界

¥220

商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

世界各国の魔物、精霊…

世界各国の魔物、精霊、神々、幽霊などについて書かれている本です。ひとつひとつについての紹介は少量ですが、「魔」の世界を俯瞰的に見るには、最適の一冊です。

文庫OFF

2013/11/28

「だが、彼ら[鬼ら]の出没するのが好きな場所は、やはり町の辻や外れや門や橋。『戻り橋』もそうだし、『羅生門』もそうだ。好きな時間はもちろん夜の闇だが、場所は”空間の裂け目”である」 ー 252ページ 魔というものは両義的であり中間的な存在なのだなということは常々思う。昼と夜を顕...

「だが、彼ら[鬼ら]の出没するのが好きな場所は、やはり町の辻や外れや門や橋。『戻り橋』もそうだし、『羅生門』もそうだ。好きな時間はもちろん夜の闇だが、場所は”空間の裂け目”である」 ー 252ページ 魔というものは両義的であり中間的な存在なのだなということは常々思う。昼と夜を顕在意識と潜在意識に照らし合わせるのであれば、その中間領域、入眠時幻覚的なタイミングに魔というものは潜んでいる。 魔女のドイツ語名が「垣根」を指すという話は一部で有名であるように、この微妙なゆらぎというものが人間の想像力をもっとも掻き立てるのあろう。 完全な闇になってしまうと、何も見えなくなり、道に迷う。ある程度の明かりを頼りにして、暗がりを見つめることができる瞬間こそが”空間の裂け目”であり、創造性の発露なのかもしれない。

Posted by ブクログ

2012/01/17

世界中の魔を解説した作品。 妖怪や悪魔を一通りイメージできるが、取り扱う国や歴史が多い分、それぞれが薄い印象を受けた。 ただ、この本を契機に、魔の世界を深堀するための入門編としては、有効的に活用できると思います。 ちょっと気になったのは、本文中の女尊男卑が女性に迎合している気がし...

世界中の魔を解説した作品。 妖怪や悪魔を一通りイメージできるが、取り扱う国や歴史が多い分、それぞれが薄い印象を受けた。 ただ、この本を契機に、魔の世界を深堀するための入門編としては、有効的に活用できると思います。 ちょっと気になったのは、本文中の女尊男卑が女性に迎合している気がして、正直そのあたりの解説はいらない気がしました。

Posted by ブクログ

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