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韓国の手仕事
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 晩聲社 |
発売年月日 | 2003/06/10 |
JAN | 9784891883089 |
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韓国の手仕事
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タイトル通り、韓国の手仕事の本。 職人さん(韓国では匠人というらしい)へのインタビューがメインですが、日本でいう人間国宝みたいな人もいれば、道端でバッタの細工物を作って売ってる的屋のおっちゃんみたいな人もいたり。 読んでいて感じたのは、日本と何らかの形で関わりを持ってる人が意外と...
タイトル通り、韓国の手仕事の本。 職人さん(韓国では匠人というらしい)へのインタビューがメインですが、日本でいう人間国宝みたいな人もいれば、道端でバッタの細工物を作って売ってる的屋のおっちゃんみたいな人もいたり。 読んでいて感じたのは、日本と何らかの形で関わりを持ってる人が意外と多いんだなあと。 たとえば韓紙(日本で言うところの和紙)の職人さんは日本に研修(?)に来て高知で紙漉きやってる80歳のおばあちゃんと交流したというし、韓山モシ(日本の上布に相当する韓国の麻織物)を買い付けに来た日本の業者がいるっていうし(たぶんどこぞの奥様の夏着物になったと思われる)若い頃日本の仏壇メーカーに仏像を納品してた木彫家もいるし、ポシャギは日本人のほうが積極的に作り方を習いに来るっていうし、戦前戦中両親と一緒に日本に来てたために日本語ができる方もいたし、とにかく、韓国と日本って近いんだなということを改めて納得させられた本でした。 著者は新聞記者であるためか、文章も視点も非常に冷静で、ものづくりの現場という要点をきっちり押さえて紹介しているところに、とても好感を持てました。 なにより思ったことは、韓国のものづくりの現場には、たとえば日韓関係をこじらせている歴史問題とか、そういった厄介なものを持ち込ませない冷静な視点がある、ような気がすることです。 職人(匠人)とは、第一に「自分の作るモノ」に対して誠実であることが求められる存在ではないかと私は思います。ですから、主義主張は二の次でなくてはならないのでしょう(主義主張が第一になった職人のことを「作家」と呼ぶのだと私は考えています) それは韓国の匠人だけでなく日本の職人にとっても同じですし、およそ世界中のcraftsmanに共通する資質ではないでしょうか。 あるいはまた、そうした手工藝品を好んで買う私のようなモノ好き(いろんな意味で)にも求められる資質なのだと感じます。 そこに素晴らしいモノがあるなら、いかなる艱難辛苦(主に財布的な意味で)に耐えても、誰に嫌味を言われても吹っかけられても、何としても手に入れたいと思うのが、モノ好きという存在ですからね。 ところで、たった一つ欠点を言うなら、カラー写真が少ないのが非常に残念です。読み物としてはとても良い本だと思うんですが。
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将棋の駒や飴切り鋏、銀で出来た懐刀などをわざわざ名人たちの住むところまで出かけて行って取材しています。
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