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経営の実際 8つの重要なポイント
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経営の実際 8つの重要なポイント

飯田亮(著者)

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経営の実際 8つの重要なポイント

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中経出版
発売年月日 2003/10/26
JAN 9784806118688

経営の実際

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2007/01/19

飯田亮さんの、創業の基本理念をどんなに環境が変わろうとも一心不乱に貫き通すその信念に、強く感銘を受けた。「社会において正しいかどうか」を尺度にして、バブルの時代に不動産投資はしないという判断を下したことや、社会インフラの整備が先だと考え、救急医療事業には参入しないという判断を下し...

飯田亮さんの、創業の基本理念をどんなに環境が変わろうとも一心不乱に貫き通すその信念に、強く感銘を受けた。「社会において正しいかどうか」を尺度にして、バブルの時代に不動産投資はしないという判断を下したことや、社会インフラの整備が先だと考え、救急医療事業には参入しないという判断を下したことに、飯田さんの信念の強さ、理念に対する強い思いが如実に表れていた。そして、「社会が望み、人が喜ぶ事業は必ず成功する」という言葉や「社会が望み、人が喜ぶことを本気でやるつもりならば、規制をかんじることはないはず」という言葉には、社会が望んでいるものを本質的に考え、それを現実のものにし、大義名分のあるビジネスは必ず成功するという明確な信念を感じた。このような強い信念があったからこそ、セキュリティーという新たな産業を創出することが出来たのだろうと、信念を貫く重要さを考えさせられた。何か新しい価値を社会に創出するためには、こういった信念を貫き通すことが絶対に必要なのだと思う。逆に言えば、強い信念を持ち、それを貫き通すことが出来なければ、新しい価値を創出することなど到底出来ないのだろう。 また、「社会が望み、人が喜ぶことを本気でやるつもりならば、規制をかんじることはないはず」という言葉には、より本質的な意味での、経営者や起業家としての自由があらわれているのではないかと思う。起業家や経営者の自由とは、雇われない生き方であるとか、最終的な意思決定権を持つことだけにあるのではなく、むしろ、従来の規制や常識にとらわれない自由な発想でビジネスをデザインしていくことに本質的な部分があるのではないだろうか。何かに縛られたり、人の指示を受けることがない、というような他者を前提とする考え方ではなく、独立した完全な自由が起業家や経営者の自由なのである。そしてそのビジネスをデザインしていく自由こそが起業家、経営者として生きる意義であり醍醐味なのであろう。しかし、本書でもあったように、自由に発想したものを形にするには、それが革新的であればあるほど旧来の規制と衝突する宿命にある。それを打破するためには、規制に屈しない強い信念や意志が必要になるだろう。つまり、確固たる信念があってこそ、発想を実現することが可能になり、経営者の本質的な部分での自由を味わうことが出来るのだ。 飯田さんが名経営者たるゆえんは、革新と変化に積極的でありながら、信念は絶対にぶれないことにあるのではないだろうか。起業家や経営者として、その本質的な自由を味わい、新たな価値を創出するには、信念を持ちそれを貫き通すことが必要なのだということを学ぶことができた。

Posted by ブクログ

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