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世界を動かす石油戦略 ちくま新書
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世界を動かす石油戦略 ちくま新書

石井彰(著者), 藤和彦(著者)

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世界を動かす石油戦略 ちくま新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2003/01/20
JAN 9784480059857

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商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2014/01/22

10年以上前の本なので状況が変わっている部分も多いけれど、基本知識、考え方、過去のできごとなど学ぶこと多かった。かっちりした書き方でわかりやすく冗長度低い文。新品が見つからず古本だったので、著書の方に貢献(数十円だけど)ができなかったのが残念。

Posted by ブクログ

2011/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

- 世界を動かす石油戦略 - 石井彰, 藤和彦 - 筑摩書房 - 2003 ・序章 石油をめぐる地政学とは何か? ・第1章 なぜ米国は石油に政治介入するのか? ・第2章 石油同盟と化す米ロ関係 ・第3章 さらに不安定化する中東 ・第4章 大きな攪乱要因、中国 ・第5章 新しいエネルギー戦略を求めて 石油とは ・もはや戦略物資ではない ・高度な市場が成立した流通商品である アメリカと石油 ・アメリカは車社会であり、石油依存度は極めて高いため、石油市場の安定化は最重要課題 ・アメリカは中東の石油依存度は低いため、中東の油田権利が欲しいわけではない ・石油は流通市場ができあがっているため、最大産油地域である中東が政情不安で安定的に産油できなくなると、例えアメリカと中東との直接取引量が少なかろうと、市場が混乱するために結局アメリカがとばっちりを受ける ・なのでアメリカは中東産油国が(比較的政情が安定する)民主主義国家であって欲しい 日本は天然ガスへ行くべき ・天然ガスは二酸化排出量が少ないので、環境保護に貢献できる ・埋蔵量が石油より多い ・石油は中東やロシア、アフリカ等政情不安なところにしかなく、石油に頼りすぎるのは危険 ・アジア、東ロシアに大量にあるため、日本にとって入手が比較的容易 ・ただし流通インフラの整備には技術と費用が必要 石炭、石油、天然ガス ・CO2排出量 :石炭>石油>天然ガス ・運搬容易性:石炭>石油>天然ガス

Posted by ブクログ

2010/11/05

著者が「100%そうなるだろう」とか「確実に言える」とか、何の根拠も数値的具体例を挙げることなく言ってるのが、すごい気になった。 けど、主張としてはわかりやすかった。 ・アメリカの行動は、石油価格を安定化させるためのものであって、覇権国家としての自覚があって、大変よろしい...

著者が「100%そうなるだろう」とか「確実に言える」とか、何の根拠も数値的具体例を挙げることなく言ってるのが、すごい気になった。 けど、主張としてはわかりやすかった。 ・アメリカの行動は、石油価格を安定化させるためのものであって、覇権国家としての自覚があって、大変よろしいと思うよー。 ・石油は非常に流動性に優れた商品やから、国際市場で自然と価格が安定化される →資源の囲い込みとかやっても無駄でっせ。オイルショックから学んだことを活かそうや。 ・日本は早急に天然ガスをエネルギーの中心にすべき →LNG船とか使ってるのは、ほぼ日本だけ。パイプラインの建設にもっと積極的になるべきで、政治はそこに注力すべき。 ・中国の発展とか中東の政治状況の将来が不透明すぎるから、とりあえず世界的な変化はよくわかりませーん 大体こんな感じ。 2003年の本にも拘わらず、めっちゃ勉強になったことは間違いない。 なんか、これのパクリみたいな本が2010年に出たらしいから、そっちも読んでみようと思う。

Posted by ブクログ

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