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日本語の外へ 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 2003/09/25 |
JAN | 9784041371947 |
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日本語の外へ
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商品レビュー
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徒手空拳、という言葉が似合う。誰の理論を箔をつけるために使うこともせず(それは一歩間違えれば独りよがりに終わることを意味するだろう)、ひとりの日本人である「片岡義男」の立場/視点から日本をフェアに見つめようとする。故に危険な議論の展開も見られ、例えば展開される言語論をソシュールや...
徒手空拳、という言葉が似合う。誰の理論を箔をつけるために使うこともせず(それは一歩間違えれば独りよがりに終わることを意味するだろう)、ひとりの日本人である「片岡義男」の立場/視点から日本をフェアに見つめようとする。故に危険な議論の展開も見られ、例えば展開される言語論をソシュールやウィトゲンシュタインを踏まえた立場から読めばどうなるだろうか、とヒヤヒヤしてしまいもする(当然だが、私にそんな能力はない)。とまあ腐すようなことを書いてしまったが、それを踏まえても力作の評論である。私もまた日本語使いとして反省する
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湾岸戦争から始まる本書。アメリカで暮らしている筆者が感じたことを綴っている。日本語の外、英語ということばの性格、そして、アメリカ人の考え方などにも及ぶ。とても刺激的な本。
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おそらく英語を母国語(本書ではほぼアメリカ人)とする人と、日本人と日本語についての、完璧な分析なのだろう。但し、題名を忠実に取るならば、「日本語の外へ」なので、アメリカのみならず、文字通り、世界の中の日本を論じるべきだろう。その点では物足りなさが残る。 今の多様な世界観の中では...
おそらく英語を母国語(本書ではほぼアメリカ人)とする人と、日本人と日本語についての、完璧な分析なのだろう。但し、題名を忠実に取るならば、「日本語の外へ」なので、アメリカのみならず、文字通り、世界の中の日本を論じるべきだろう。その点では物足りなさが残る。 今の多様な世界観の中では、物事の位置付けを間違うと一様にしか物が見えなくなるので、本当に注意が必要である。意識しないと、あたかも日本がアメリカの一部であり運命共同体のように感じる人が多くなるのではないだろうか。 途中から繰り返しも多くなり。最後は斜め読みになってしまったが、貴重なうなづける主張も多く、勉強にはなったが、前述の点がものすごく残念である。
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