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沖田総司(下) 六月は真紅の薔薇 学研M文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 学習研究社/ |
発売年月日 | 2003/01/16 |
JAN | 9784059001386 |
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沖田総司(下)
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
沖田総司の視点からみた小説。 あとがきが興味深く心に響いたので引用する。 『総司がこんにちなおわれわれに爽やかな印象をあたえるのは、彼が常に政治とか権力とかを超越してその短い生を生きたからに違いない。なにしろ、幕府、反幕府をとわず、当時の青年で、政治的な野心を持たぬ者はいなかった。志士の志は、政治への志であった。 近藤や土方にしても、その例外であった。それを思えば、総司は例外だった。筆者がこの長い物語で描こうとこころみたのも、それである。青春とはそういうものだと思っている。』
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■沖田総司という二十五歳で病死した若者は、武闘集団である新選組のなかで、なぜか血の臭いを感じさせない不思議な存在である。胸を病んでの死という最期が用意されていたからであろう……。沖田という若者を通して幕末の熱き青春群像を描く! ■■沖田総司の一人称で綴られた上下巻の物語。ここ...
■沖田総司という二十五歳で病死した若者は、武闘集団である新選組のなかで、なぜか血の臭いを感じさせない不思議な存在である。胸を病んでの死という最期が用意されていたからであろう……。沖田という若者を通して幕末の熱き青春群像を描く! ■■沖田総司の一人称で綴られた上下巻の物語。ここの沖田はあまり人斬りを好まない。京での日々に違和感を感じ、副長のやることに疑問を持ち、恋をして恋を失い、死を見つめ、苦悩や葛藤する沖田さんがいます。優しく儚い。 沖田総司像も作者によってずいぶんと違う。この沖田さんはあまり好きではない。真っ白すぎてむしろ眩しい。悩みすぎるのも言い訳と同じに思えてしまうのかもな。土方さんがかなり沖田さんを可愛がってました。
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上巻の方が勢いがあって面白かった気がする。下巻は時間の流れもはやくて、全体的に悲しい。 2010/6/10
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