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嘆きのパ・ド・ドゥ ヴィレッジブックス
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嘆きのパ・ド・ドゥ ヴィレッジブックス

エレン・ポール(著者), 木村博江(訳者)

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嘆きのパ・ド・ドゥ ヴィレッジブックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ソニーマガジンズ/
発売年月日 2003/10/20
JAN 9784789721332

嘆きのパ・ド・ドゥ

¥220

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2010/05/28

ニューヨークでも一流…

ニューヨークでも一流のバレエ団の天才プリンシパルが踊っている最中に突然謎の死を遂げた。華やかなバレエの世界にあるドロドロした駆け引き。主人公ぽっちゃりタイプなのですが、食事制限をするバレリーナと美味しそうな食事のシーンが対比的にかかれていたりするのも面白い。ただちょっと読みにくい...

ニューヨークでも一流のバレエ団の天才プリンシパルが踊っている最中に突然謎の死を遂げた。華やかなバレエの世界にあるドロドロした駆け引き。主人公ぽっちゃりタイプなのですが、食事制限をするバレリーナと美味しそうな食事のシーンが対比的にかかれていたりするのも面白い。ただちょっと読みにくい。訳のせいなのか原作のせいなのか・・・?最初は波にのるのにちょっと苦労しました。

文庫OFF

2004/10/10

「結婚や離婚の大方がそうであるように、殺人は実際より夢想しているあいだのほうが楽しい」という魅力的な(笑)フレーズで始まるこの作品は、バレエ団を舞台にしている。 ヒロイン・ジュリエットは、30代後半から40代前半ぐらいのロマンス小説家。 ジュリエットは学生時代からの親友で振り付け...

「結婚や離婚の大方がそうであるように、殺人は実際より夢想しているあいだのほうが楽しい」という魅力的な(笑)フレーズで始まるこの作品は、バレエ団を舞台にしている。 ヒロイン・ジュリエットは、30代後半から40代前半ぐらいのロマンス小説家。 ジュリエットは学生時代からの親友で振り付け家のルースに頼まれて、彼女が振り付けする新作バレエに助言するため、稽古場に通うようになる。ある日、リハーサルの途中で、天才ダンサー、アントンが足を滑らせて転倒した。豪華な舞台からはうかがい知れない厳しいバレーダンサーの世界と、そこに渦巻く人間模様が、一つの死を呼びよせる。事故として処理されたこのアントンの死に疑問を抱いたジュリエットは、学生時代の友人であるニューヨーク市警の刑事と・・・・・ バレエ団に所属する、世界中から集まったダンサーたちのそれぞれが、誰もかも、生き生きと魅力的に描かれていて、楽しく読めました。 謎解きの要素は、ディッケンズの「大いなる遺産」を下敷きにした新作バレエ自体にあって、お話は二重構造になってるのかな。そのバレエの筋自体は、ディッケンズにあまりなじみのない日本人には少し判りにくいけれど、ミステリとしてはディッケンズを知らなくても、問題はないようです。 ジュリエットと刑事マレーという十分大人の二人が、高校生のようにギクシャクした恋をする、その様子も面白く、ほほえましい。そこここにクスリと笑えるところもあり、バレエに詳しくない私にも、その世界の厳しさや魅力が十分伝わって来るところ、なかなかのものだったと思います。

Posted by ブクログ

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