企業戦士ガンダム ガンダムにおけるビジネス学

漆原誠, サンライズ

• 販売会社／発売会社: ベストセラーズ/
• 発売年月日: 2003/10/22
• JAN: 9784584165447

商品レビュー

2013/06/21

2013年6月21日読了。ガンダムを題材に取った、勝つための組織論。古くは「貴方は信長タイプ？家康、秀吉？」、今でも野球やサッカーの優勝監督に学ぶ、てなネタ的ビジネス書はあとを絶たないが、このムック本もまじめに「ふむ、ギレンのビジョンとランバ･ラルの部下掌握術を私も身に着けよう」などと考えながら読む人はいないだろう。「戦争」という場において部下を持つ立場にいる軍人たちの話であるから基本的にガンダムの登場人物たちは優秀な能力を持つリーダーであるのだが、多くが「能力の高さ・実績ゆえに時勢の変化を見誤り、自滅していく」パターンを辿っていることに気づかされる。腐敗した組織を少数の危機感を持つ人材の予期せぬ活躍が救った地球連邦軍、全資源を集中し短期決戦に向けて最善の手を打ったが「レビル脱出」のアクシデントを挽回できなかったジオン軍、独裁者・マネージャー・軍人というザビ家三人のリーダーとしての資質比較、など読み物としてもなかなか面白かった。

2006/12/24

　ビジネス学というより機動戦士ガンダムの「広告?」という印象が強かった。ストーリー、キャラ紹介が8割、ビジネス学が2割といった感じ。※あくまで私自身の見解です。ご了承ください。・・・ででで(・д・)ｼﾞﾄﾞー
ガンダム好きな人は楽しめると思われる。あとは、ガンダムをこれから見ようと思う人とかは間に一回この著書をかまして見ると組織構造、キャラ配置（キャラ数が多い）等が把握できてガンダムを「見る」の楽しさが2倍のような気がします。
100ページ弱くらいのページ数なので、硬い本ばっか読んでる人とかは息抜きにいいかも( ´ー`)ﾌｩｰ．．．個人的にはガンダム崇拝者なので★4つ！！！

2006/08/31

機動戦士ガンダムの世界観からリーダーシップやマネジメント、組織論などについて考えるという面白いコンセプトのまじめな書。