コミュニティ・イノベーション 魅力と活力のある地域をデザインする

瓦井秀和(著者), 広瀬弥生(著者), 三浦和昌(著者), NTTデータコミュニティプロデュース(編者), 菊田道夫

• 販売会社／発売会社: NTT出版/
• 発売年月日: 2003/12/27
• JAN: 9784757121294

商品レビュー

2013/05/10

現在２章までちら見。
今のところ論が抽象的で、論理性・面白みに欠ける。
また、図解もやや無理やりで、「わざわざ図解する必要があるのか？」と思えてしまう。
読み終わるまで時間がかかりそう。

2011/01/23

　古くて新しい話題でもある「コミュニティの活性化」に焦点をあてている。2003年初版なので、コミュニティの担い手としてのNPOの動きや、メーリングリストによる情報共有や地域活動のポータルサイトなど、コミュニティを活性化させる情報媒体の活用などは既に現場では一般化されつつあるので、NPOで地域の現場に入っているものとしては取り立てて珍しさを感じない。
　しかし、町会・自治会・商店会といった地縁組織は、組織率が下がってきているとはいえ、基礎自治体との関係の中で、コミュニティの担い手としての今だ大きな役割を担っている。本書で扱い存在をこうした地縁組織として、地縁組織の活性化・イノベーションをどう図れるのかという視点に立って本書を読んでみると面白いかもしれない。

2008/05/01

地域活性化のためにはまず自分の地域を深く知り、そこから「そこにしかない」ものを見つけ出すことからはじめなければならない。しかし、地域の伝統や風土を活用するには、単にそれまでどおりのやり方を続けるだけでは足りない。むしろ積極的に新たな手法を取り入れ、外部の発想や人材を導入すること、すなわちイノベーション（創造的破壊）が必要なのである。この「地域資源の再発見」と「新しい活用方法」を組み合わせる点が地域活性化の秘訣であるらしい。
http://d.hatena.ne.jp/hachiro86/20061129#p1