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エコノミストは信用できるか 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2003/11/20 |
JAN | 9784166603480 |
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エコノミストは信用できるか
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商品レビュー
3.1
19件のお客様レビュー
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バブル崩壊以降の「失われた10年」におけるエコノミスト(経済評論家)の発言を追い、エコノミストの評価を試みた本。 経済に限らず、過去の評論家の発言を多角的に検討して、評価を行うというのは、あまり行われていません。本書ではエコノミストの発言をふり返り、どのエコノミストが(比較的)信用できるのかを検証しています。 情報が氾濫してる現代において、評論家の発言を検証することの重要性は増していると、本書を読んで思いました。
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2003年刊。バブル期の同時期における経済分析、財政出動、金融政策(インフレターゲット論の是非も含)、構造改革(生産性向上の方法論)、日米IT革命の分析、不良債権処理。失われた20年における、これらの検討課題に対し、著名なエコノミスト(経済学者×。経済評論家の趣き)の言動を継時的に検討しつつ、そのある種の出鱈目ぶりを開陳。◆バブル期に煽りまくったエコノミストの出鱈目さ、多くの国民の富を無駄に費やさせた要因の一であった彼らには個人的には眉唾でしか見れない。本書はこの事実をかなりあからさまに見せる。 ◆①グーグルマンの「日本はなぜ輪転機を回さないのか」という提言(97年)も、そんな単純に解決する問題ではなかったという帰結、②財政政策がどのように経済に影響するか、政策の選定方法に定説はないというマンキューの見解、③IT革命が生産性を上げるという煽りは一部の業界にしか妥当しなかったという事実。④発言を追跡するとハッキリ判る、間違いを認めないままにしらっと見解を変える厚顔無恥ぶり、⑤定量的に見えて、実は定性的にしか検討していない実(93年に教育水準の高さを分析根拠にしていた野口悠紀雄氏なんかが典型) 彼がホントに教育現場を分析したことはないだろうし…。◆エコノミストによる分析の問題に、数値分析が乏しく、反対説紹介と反批判が僅少な点、不都合なデータは未開陳という根本的疑念が払拭できず。◇経済政策が政治・外交の一手段という点を等閑視しがち。◆本書の問題は、少子高齢化、中でも少子化や生産・消費人口減という分析視座のない点。また、公共事業や金融による乗数効果が減退した意味、経済の成熟性(国民誰もが購入したくなる爆発的商品の不在)の議論がないのも同様。
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これリアルで読んでいれば評価も少し変わった気がする。いかんせん、過ぎ去ったことなので実感が乏しい。 だだ、意外だったのは、ずいぶん前からインフレターゲットの話はあったんですね。政策が実行されるにはものすごい時間がかかったけど。所詮景気は循環するものだと思うが、この政策が効かない...
これリアルで読んでいれば評価も少し変わった気がする。いかんせん、過ぎ去ったことなので実感が乏しい。 だだ、意外だったのは、ずいぶん前からインフレターゲットの話はあったんですね。政策が実行されるにはものすごい時間がかかったけど。所詮景気は循環するものだと思うが、この政策が効かないと、日本は益々袋小路に入っていく。一番の処方箋はこどものかずがふえることだとおもうんだけどなぁ。 この本については、冷めたピザを食べているみたいな感覚だった。
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