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無憂華夫人 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2003/03/10 |
JAN | 9784167410063 |
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無憂華夫人
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無憂華夫人
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商品レビュー
2.2
5件のお客様レビュー
実在の人物・九条武子…
実在の人物・九条武子をモデルにした通俗小説。相変わらずの仰々しい展開です。
文庫OFF
私的(「わたしてき」ではなく「してき」ですよ)にキャンペーンをはっている。 国文学史の教科書にのっている近代の作家で私が読み漏らしたものを拾って読みついでおこうと。一応、超有名どころは読んでいるのであるが。(例えば夏目漱石とか芥川龍之介、森鴎外、島崎藤村などなど) TVで「真珠...
私的(「わたしてき」ではなく「してき」ですよ)にキャンペーンをはっている。 国文学史の教科書にのっている近代の作家で私が読み漏らしたものを拾って読みついでおこうと。一応、超有名どころは読んでいるのであるが。(例えば夏目漱石とか芥川龍之介、森鴎外、島崎藤村などなど) TVで「真珠夫人」をドラマ化したお陰か、菊池寛の文庫が出てきているので「無憂華(むゆうげ)夫人」を読んだ。菊池寛は古本の短編集を10数年前に読んで、こんなに面白かったのかと目を開かされていた。「恩讐の彼方に」「忠直卿行状記」など味わい深かった。 大衆小説というけれどこの「無憂華夫人」もなかなかのもの。 「ロミオとジュリエット」を彷彿させる悲恋。明治時代の後期にといえども、それぞれの家がかたき同士の怨念のために、好きになっても結婚は許されなかった松平綾子と松平康貞。不本意な結婚をさせられた綾子は叶わなかった恋を和歌の世界に託して、異国にいってしまった心の恋人に思わしめる。康貞は異国にて、歌人として名声を現した心の恋人の歌集を集めて、読みふけり心に響かせていたのであった。(モデルは九条武子とやら) あまりにもロマンティックで泣いてしまった。なんて、私も「冬のソナタ」してしまったかも。 日本にも昔、こんな純愛の小説があったのだ。流行ったのだ。 菊池寛氏はストーリーテーラーとしてメリハリの利いた上手な作家であると改めて思う。「貞操問答」(文春文庫)も是非読みたい。
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日本版ロミジュリ。 段々主人公が鼻についてきて読んでてイライラしてしもうた。なんかイマイチだった。
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