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ピエールとクロエ
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ピエールとクロエ

アンナ・ガヴァルダ(著者), 飛幡祐規(訳者)

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ピエールとクロエ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2003/04/25
JAN 9784105409029

ピエールとクロエ

¥220

商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2020/12/25

王道を行くようなフランスの恋愛小説。52,4%という離婚率を思うと、結婚と恋愛が1本の途の上に乗らないのもむべなるかな。 息子夫婦の離婚とその後を核にが日本的と言えば、こちらは離婚した嫁と舅というユニークな設定。 「実の娘より愛している」と嫁のクローエに伝える。クローエは夫アドリ...

王道を行くようなフランスの恋愛小説。52,4%という離婚率を思うと、結婚と恋愛が1本の途の上に乗らないのもむべなるかな。 息子夫婦の離婚とその後を核にが日本的と言えば、こちらは離婚した嫁と舅というユニークな設定。 「実の娘より愛している」と嫁のクローエに伝える。クローエは夫アドリアンへの非難を待っていたのかいないのか?と言いつつ「わたしに期待してもダメ」と尊大な態度も取っている・・理解に苦しむな。 息子を語るのではなく、50を前にして溺れた不倫の相手との性の日々を語る・・淡々と。聞き手もも淡々なのが面白い。 舅にとり仕事はゲーム、私生活は成り行き任せ。従い、姑に当たる彼女の想いは外野席。実現不可能な事を夢見て、後悔する男。 彼から見たら嫁は「可愛い王女様」なのだろう・・分かれた彼女も「王女様」と称するほどだから。 そのくせ、死の床にある彼女に会いに行くと「吐き気がして」化物に見えた・・傍らに次の彼がいても。 サガンに似た感覚の文章。1作目はフランスでベストセラーになり、人気作家だろうけれど、私は最後まで読みながらむかむかして仕方なかった。そうそう、「ガープの世界」もそうだった。

Posted by ブクログ

2012/06/20

夫に去られたクロエと、その夫の父ピエール。二人の会話を中心として進む。 堅物と思っていた義父のロマンティクな告白は、なかなかヒューマン。

Posted by ブクログ

2012/01/25

息子夫婦の離婚が題材なのかと思いきや・・でした。 義理の娘が、旦那の親の家に一時的とはいえ、身を寄せるというのが、フランス的なのかなーと思いました。 離婚した夫婦も、お互い新しいパートナーができても仲良くするとか。 あと、アジア人がフランス人男性に人気だと聞いたことがあるのですが...

息子夫婦の離婚が題材なのかと思いきや・・でした。 義理の娘が、旦那の親の家に一時的とはいえ、身を寄せるというのが、フランス的なのかなーと思いました。 離婚した夫婦も、お互い新しいパートナーができても仲良くするとか。 あと、アジア人がフランス人男性に人気だと聞いたことがあるのですが、正にソレ!でしたね! 愛と恋とは違うし、さらに恋と生活とも別なのだと思いました。

Posted by ブクログ

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