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インビジブルハート 恋におちた経済学者
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インビジブルハート 恋におちた経済学者

ラッセルロバーツ(著者), 沢崎冬日(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本評論社/
発売年月日 2003/04/30
JAN 9784535552975

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商品レビュー

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2012/01/05

この本からは、数ある選択肢の中で「自分」が選択し、失敗し、改善しようとすることが重要であるということと、違う意見をぶくけ合いすり合わせていくことが大事であるというメッセージを受け取った。  この本を読んでいるとき、よく頭の中に上ったフレーズが「機会の平等と結果の平等」だった。ヒ...

この本からは、数ある選択肢の中で「自分」が選択し、失敗し、改善しようとすることが重要であるということと、違う意見をぶくけ合いすり合わせていくことが大事であるというメッセージを受け取った。  この本を読んでいるとき、よく頭の中に上ったフレーズが「機会の平等と結果の平等」だった。ヒロインであるローラをはじめ、主人公であるサム以外の登場人物は基本的に「結果の平等」を重視しているように感じた。しかし主人公であるサム(そして彼の父親とおじさん)は「機会の平等」を尊び、与えられた機会の中で取捨選択することが人生である、ということを伝えてくれている風に感じた。  たとえば福祉制度に関して、登場人物のほとんどが政府の介入による平等な福祉の保障を推奨しているのに対し、政府が国民全体に均一な福祉制度をかけるのではなく、必要な人は利用すればいいし、コストをかけるほどのメリットを感じない人は利用しなくてもいいという選択肢を与えるべきだ、というのがサムの主張だったように思う。  ではサムの言う「機会の平等」とは何か。それは最後の章に少し出てくる「平等なルール」のことだと思った。そして彼にとっての平等なルールとは何かというと、それが「資本主義」なのである。  また本文中には様々な対比構造が出てくる、男性と女性、経営者と労働者、現実とヴァーチャル(TV)、金を恵む側と金を受け取る側、生徒と先生。その中で(少し回りくどく聞こえるかもしれないが)自分の中で特に印象に残った対比構造の対比構造がある。それは「理想と現実」と「マクロとミクロ」である。サムは理想主義で、ローラは現実主義である。サムは、資本主義が完璧なルールとは言っていないにしても、世の中が「金銭面だけではない健全な資本主義」によって回れば皆が幸せになると主張している。それに対しローラは実際に資本主義の中で起きている問題一つ一つに焦点を当て、それを無くすためにはどうしたらいいかを考えている。こう見るとサムはマクロ的に、ローラはミクロ的に物事をとらえているように見える。しかしそれに対する具体的な行動が、サムはミクロ的でローラはマクロ的なのである。  サムは物乞いの子供に1ドルを与えたり、慈善活動を行ったり、あえて教師という職業で勝負しようとしていたりする。これはミクロ的だと思う。それに対しローラは問題に対する政府の介入を主張したり、法律面から問題を解決しようとしている。これは完璧マクロだと感じる。本文中に何度も起きる2人の間での論争は、お互いに持つ「理想と現実のギャップ」をお互いにすり合わせている作業のように、読み終わったあと思えた。  サムは最後にこう書いている。「(ローラとサムは)水と油じゃなくて酢と油だと思うな」と。つまり全く違う意見を持った人々でも、しっかりと熟議すれば、互いの考えが混ざった結論が出るということであり、それが大事だということだ。

Posted by ブクログ

2011/12/18

 読みやすいさらさらとした文章で、二つのストーリーが並行して展開していきます。その中に経済学のいろろな概念がちりばめられていて、経済学入門にもなっているようです。普通に読んでも経済学についてちょっとふれられて、おもしろい本だと思います。

Posted by ブクログ

2011/09/25

経済学×恋愛という新しい切り口あまりない組み合わせの本。大学の講義で使用されることもあり(自分自身がそうだった)経済学についてもしっかり学ぶことができる。自分の場合、主人公への感情移入がじんわりと経済学への興味につながっていった。おすすめです。

Posted by ブクログ

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