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ぼくの昔の東京生活
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ぼくの昔の東京生活

赤瀬川原平(著者)

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ぼくの昔の東京生活

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2003/03/10
JAN 9784480816252

ぼくの昔の東京生活

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2025/07/17

赤瀬川原平さんは、あの「千円札事件」で有名な前衛アーティスト。 千円札事件とは? 個展の案内状などに使うため、千円札の模造品を作ったとして通貨・証券模造取締法違反で起訴され、「どこで使用されてもわからないほど実物に似ている。芸術家の表現の自由にも限界がある」と赤瀬川原平を懲...

赤瀬川原平さんは、あの「千円札事件」で有名な前衛アーティスト。 千円札事件とは? 個展の案内状などに使うため、千円札の模造品を作ったとして通貨・証券模造取締法違反で起訴され、「どこで使用されてもわからないほど実物に似ている。芸術家の表現の自由にも限界がある」と赤瀬川原平を懲役6カ月、2人の印刷業者にそれぞれ懲役4カ月を求刑した。 というもの。 日本の戦後の前衛アーティストたちに何か惹かれるものがずっとあって、赤瀬川原平さんもその1人。今回は彼のエッセイを読めてとても嬉しい。 この千円札事件だったり、ハイレッド・センターというグルーブの一員として、銀座の路上を全身白衣で清掃する「首都圏清掃整理促進運動」(1964)を(東京オリンピックへの批判も込めて)やったりしたことで有名な人だから、思ってたよりもずっとラディカルで激しくてクレイジーなアーティストという印象を勝手に持っていたけど、これを読むとガラッと印象が変わった。 え?めちゃくちゃ可愛くて純情で臆病で、色んなこと全てをユーモラスに考えているひょうきんな人じゃん。 これを読むと、赤瀬川原平さんの今までのアート表現は攻撃的、挑発的な感じではなく、もっと軽やかでシニカルな立ち位置からのものだったのかなと思う。 だって、電柱と母親のかかとのひび割れを比較してたり、町中の教会の屋根についてる十字架と公衆便所の紳士マークを比較してたりするんだよ!?面白すぎ(笑) しかも先輩に連れられて立食パーティーに忍び込んでも、臆病すぎてなにも取れなかったり、看板を体の前後にぶら下げて道端に立つ「サンドイッチマン」のバイトをやった時は、恥ずかしくてまともに人の顔を見れなかったとか。 この臆病さやシャイさが、芸術表現のこととなると勇気を持ってできるところが、生粋のアーティストなんだと思う。 当時の千円札を100倍の面積へと拡大模写した絵「復讐の形態学(殺す前に相手をよく見る)」(1963)が名古屋市美術館の所蔵作品にあるので、いつか展示された時に見たいなぁ〜。 日常の中に芸術を持ち込み、芸術の中にも日常を取り込んで、日常と芸術の境目を曖昧にし、現代美術の意義を問い直した赤瀬川原平さん! 尊敬します!!

Posted by ブクログ

2015/06/05

もう二十年近く前になるが、私もトイレはあるが風呂はない六畳一間のアパートにバイトの友達と二人で住んでいた事がある。交代で自炊したり、警備の仕事をしていたもので、地鎮祭(家をたてる前の式)に当たると、折り詰めの寿司なんかを貰えるので、二人で分けて食べたり。机もなくダンボールを裏っ返...

もう二十年近く前になるが、私もトイレはあるが風呂はない六畳一間のアパートにバイトの友達と二人で住んでいた事がある。交代で自炊したり、警備の仕事をしていたもので、地鎮祭(家をたてる前の式)に当たると、折り詰めの寿司なんかを貰えるので、二人で分けて食べたり。机もなくダンボールを裏っ返して使い、たまに銭湯に行くような生活。あれはあれで楽しかったな。同居人はイタリアに行き料理人になると言っていたがどうしているだろうか? 何て事を思い出した。本書の所々にちょっと「あるな」と思う、確かに今の若い人はわからないかもだけど、私は分かるよ的な。

Posted by ブクログ

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