みんなのすきな学校 講談社の翻訳絵本ピュア・セレクション

シャロン・クリーチ(著者), 長田弘(訳者), ハリーブリス

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2003/03/25
• JAN: 9784061892316

商品レビュー

2024/08/19

学校が大好きなキーン校長が、土日祝もぜんぶ休みなしにしちゃう。でも、女の子の言葉がきっかけで学校の「外」での学びも大切だと気づく、というお話。

お姉ちゃんが学校に行って寂しそうな弟が印象的だった。校長先生には見えていなかった、学校外の暮らしの大切さが伝わってくるところがよかった。校長先生が憎めないところもいい。

けっきょくこれまでどおりの休日になり、言ってしまえば最初に元に戻っただけなのだけど、みんながすごいテンションで喜んでいる。「ありがたいこってす」みたいなものかな。

子どもたちは、「もし自分の学校が休みなしだったら…」と、自然に自分と重ねながら、生徒たちの気持ちに共感していけそう。

年長のつむぐは、このごろ学校のお話が好きで、よく読みたがる。『とてもすてきなわたしのがっこう』に引き続き、この本も気に入ったみたい。

2014/05/15

学校がだいすきな校長先生。とうとう土日も登校日にしてしまって・・・！

こんな熱心な校長先生、いたら大変だけど、素敵だなあ～。