1,800円以上の注文で送料無料

家族、積みすぎた方舟 ポスト平等主義のフェミニズム法理論
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

家族、積みすぎた方舟 ポスト平等主義のフェミニズム法理論

マーサ・アルバートソンファインマン(著者), 上野千鶴子(訳者), 速水葉子(訳者), 穐田信子(訳者)

追加する に追加する

家族、積みすぎた方舟 ポスト平等主義のフェミニズム法理論

定価 ¥3,080

2,750 定価より330円(10%)おトク

獲得ポイント25P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 学陽書房/
発売年月日 2003/02/25
JAN 9784313861053

家族、積みすぎた方舟

¥2,750

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2011/03/02

母と子がメタファーであり、家族をケアの絆として投影する。まさに目からうろこに感があります。「積みすぎた方舟」という邦題が原書では連想ができませんでしたが、上野さんの思い入れだったようです。いずれ破たんするのでしょうか・・・・。

Posted by ブクログ

2010/01/21

母性を女性の本質による役割と考えずに両親の「親性」としていくというフェミニズムの目的は、最終的にはそうあるべきだとしても、家父長制的な今のコンテクストの中でそれを推し進めることが、依存する(ケアを必要とする)人を抱え、実際にケアをしているために生計を他人(夫とか)に依存する(二次...

母性を女性の本質による役割と考えずに両親の「親性」としていくというフェミニズムの目的は、最終的にはそうあるべきだとしても、家父長制的な今のコンテクストの中でそれを推し進めることが、依存する(ケアを必要とする)人を抱え、実際にケアをしているために生計を他人(夫とか)に依存する(二次的依存)女性には大変不利に働いていないか?と考えている。というのも、特に困難を抱えるシングルマザーなどは、実際にはしっかり母親であるのに「逸脱」しているとされる。それは母をしていないからではなく「独身」だからなのだが、核家族を基本に考えていると、そういう人たちは困難から抜け出ることができない。だから依存されるユニットとして婚姻夫婦(核家族)を考えないで母子関係だけにすれば?という提言は、なんでそこで「母」か、ということでまぁ、つっこまれてはしまうわけだ(でも、父親は産んでないから離脱できてしまう、という実際上の問題もあるわけで)。ただ、そこでなぜ依存するものの世話をする人が「異性愛の性愛で結びついた(と看做される)男女のセット」でなきゃならないの?という問いは、ツボをついていると思わざるを得ない。同性婚の権利獲得運動なども、なぜ性愛で結びついた人が社会的な特権(ケアをするものと看做されて、単身者やそれ以外の結びつきより有利になる)を得るのか、と言われたときの答えを準備しなくちゃならないわけだな、と思う。2009年度S大EHゼミ参考書。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品