![羽根をなくした妖精 必読系!ヤングアダルト](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001265/0012657181LL.jpg)
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羽根をなくした妖精 必読系!ヤングアダルト
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 晶文社 |
発売年月日 | 2003/08/27 |
JAN | 9784794918321 |
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羽根をなくした妖精
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
ファンタジー。戦争、自然、生物の生態と共存。いろいろな要素が盛り込まれています。小・中学生の頃であれば、ペシとイリュージヤになったような感覚で物語に引き込まれていたと思います。大人になってしまったので、嗚呼、著者がこの書に盛り込みたかったメッセージを読み取ろう、感じようと敏感にな...
ファンタジー。戦争、自然、生物の生態と共存。いろいろな要素が盛り込まれています。小・中学生の頃であれば、ペシとイリュージヤになったような感覚で物語に引き込まれていたと思います。大人になってしまったので、嗚呼、著者がこの書に盛り込みたかったメッセージを読み取ろう、感じようと敏感になってしまいました。 自然界の生態の不思議を教えてくれるという意味では、ファーブルやシートンのようでもあります。 戦争の場面を2つの目線で描いていて、これがまた、私にとっては気づきを一つもたらしてくれました。
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「必読系!ヤングアダルト」と銘打ったシリーズの一冊。そりゃ読まなきゃと手に取ったのです。 フィンランドの作家によるファンタジー。虹の世界から地上へとやって来た妖精のイルージアは、森のトロールのペシと出会う。オニグモの奸計によって羽根を奪われたイルージアは、ペシとともに地上で暮らす...
「必読系!ヤングアダルト」と銘打ったシリーズの一冊。そりゃ読まなきゃと手に取ったのです。 フィンランドの作家によるファンタジー。虹の世界から地上へとやって来た妖精のイルージアは、森のトロールのペシと出会う。オニグモの奸計によって羽根を奪われたイルージアは、ペシとともに地上で暮らすようになる。 フィンランドの森(自然)の様子が美しく描かれています。鳥たちは春になるとやって来て卵を産み育てる。樹々や花々は虫や動物を介して受粉し種を広める。そんな動植物の営みが擬人化されつつも詳細に書かれています。 いかにして動植物たちが子孫を残し繁栄させていくのか、そのことが作品のテーマのひとつであることは確かでしょう。それは妖精やトロールというファンタジー世界にも影響を及ぼし、また人間世界もまたその自然の営みのひとつであることが示唆されています。それは戦争が押し寄せてきた時代だったからこそ書かれた姿なのかも知れません。 自然の厳しさも書かれながらも、物語全体は穏やかで優しいものに包まれています。それはイルージアとペシによるものが大きいでしょう。種を越えた友愛。美しいものの代表とされる妖精が、毛むくじゃらのトロールに対して何も偏見を抱かないどころか、トロール自身が気付いていない魅力を伝えます。異なるもの同士だからこそ気付くこと、相手を求めることがあるのだともイルージアとペシは語りかけるのです。
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なんて、自分は想像力がない無い人間なんだろう。 森に住むトロール・ペシと、虹から来た妖精イルージアのお話。ある日、二人は出会い、森の中の動物や、植物、季節などとふれあう。ファンタジックな中にも、とても現実的な部分、戦争や食物連鎖をくみこんだ、寓話的な一面もとらえられる。なによ...
なんて、自分は想像力がない無い人間なんだろう。 森に住むトロール・ペシと、虹から来た妖精イルージアのお話。ある日、二人は出会い、森の中の動物や、植物、季節などとふれあう。ファンタジックな中にも、とても現実的な部分、戦争や食物連鎖をくみこんだ、寓話的な一面もとらえられる。なにより、フィンランド人ならではの、自然を愛する精神が感じられて、それだけでも、ほほえましくなります。 二人のぼうけんは可愛らしく、男性にも女性にもお勧め。
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