貴公子の理不尽な愛情 ダリアノベルズ

樹生かなめ(著者)

• 販売会社／発売会社: ムービック/
• 発売年月日: 2003/08/23
• JAN: 9784896016697

商品レビュー

2010/05/28

「限りなく～」シリー…

[文庫ＯＦＦ]

「限りなく～」シリーズの外伝です。堀の弟・慧二と高須賀（千葉）のロクデナシ仲間、甲斐と設楽のお話。「男としてみたい」と言い出した設楽が最凶の襲い受となって甲斐を追い落とします。これも悪行（好みの男を強姦・脅迫、公権力行使でおとす）のむくいだなと思いつつ、でもこれこそが彼の幸せだったのだろう、と妙に納得した。清水谷シリーズの久則なみにむくわれない（あたりまえか）甲斐の青い鳥は設楽だったのかも？

2014/06/10

「限りなく・・・」シリーズのスピンオフ。
理不尽な攻に振り回される受のお話しから一転、こちらは最低男同士のＣＰで、ろくでなしな男をやりこめるお話しなので、シリーズでの受が可哀そうだと同情していた私の気持ちがスッとしました。
すっきり！！

樹生さんの度天然悪魔受は最強なので、ろくでなしは一度狙われたら逃れられないのだな。
感覚としてはＤｒ．と龍のＤｒみたいな受なのですが、そちらと違うのは、攻を手に入れるために執拗な精神的暴力を受が行使することですね。
つまりはこの受もろくでなしなので、容赦がない。
なりふりかまわず実力行使を厭わないので、Ｄｒ．のようなたおやかな色気は一切ない。
でも愛は本物なのです。
美形ＣＰのはずなのに、全然うらやましくない（笑）。破れ鍋に綴じ蓋ですね。

2011/10/28

麻生さんの表紙イラストが濃い…。

高須賀×堀兄のスピンオフで、
警察キャリア組なゲイ×超絶お坊ちゃん

のお話。
個人的には、ぼっちゃまのご両親の反応が、超越しすぎてて、途中で萎えました。