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日本書紀(1) 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | 内容:巻第1~巻第5 |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 1994/09/20 |
JAN | 9784003000410 |
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商品レビュー
4.7
6件のお客様レビュー
六十も近くなったこの歳になったから読めたんかなっていうのが第一印象。 若いころから、この岩波文庫の日本書紀を本屋さんで手に取っていたが、読める感じがしなかった。だいぶん前に講談社学術文庫版の古事記をまがりなりにも読んでいたので、順番でやっと日本書紀に手が出せたという感じ。 最近、...
六十も近くなったこの歳になったから読めたんかなっていうのが第一印象。 若いころから、この岩波文庫の日本書紀を本屋さんで手に取っていたが、読める感じがしなかった。だいぶん前に講談社学術文庫版の古事記をまがりなりにも読んでいたので、順番でやっと日本書紀に手が出せたという感じ。 最近、また古代の歴史に興味が出て、若いころと違うところは現地に足を運んでいること。飛鳥や藤原京などをぶらぶらでも歩いていると、京都と違い原風景が多分に残っていてその時代がより身近に感じられる。本を読んでいても「古事記では」「日本書紀では」と出てくるので、前提条件としてやっぱり読まなあかんなぁと思って読み始めた。 勉強になったことは例をあげると、一番初めに誕生する神様が国常立尊だが、本書の補注の1-六「国常立尊」で「神名の意味は、そこに当てられている漢字の意味に引かれずに、その表現する音だけによって考えるべきで、・・・」と書かれていて、今まで漢字の意味で神様などの名前を理解しようとしていたので目を開かされた。そうして読んでいくとある法則がわかってくる。それを整理したいがまだそこまでできないのが、悲しい。 このような、そうやったんやって思うことが無数にこの本の中で書かれていて、単純に面白かったし、私にとっては注・補注は辞典にもなるものである。また、現代語訳ではなくて訓み下し文というのもええなぁ。先の神名は音で考えるとあったが、文章では読み方と漢字表記でなるほどそういうことかというのもあって、とても勉強になる。陰陽を普通「いんよう」と読むけど「めを」と読ませていて、「女性と男性」も意味するんやなとか、考えることも楽しかった。 日本書紀は色々な切り口で考察が可能な奥深い書物であると思うが、私にとってはこれからの読書においてわからない事とか基本的なおさらいとかに役立つ一書であることは間違いなので、常にそばに置いておくことにしよう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
このシリーズは、日本最古の歴史書で正史の一つである「日本書紀」の書籍です。 収録されているのは、神話でもある「神代」を上下巻の二冊。初代天皇とされている「神武天皇」を三巻目。四巻目を「欠史八代」とも言われている「第二代天皇 綏靖天皇」から「第九代 開化天皇」まで。五巻目を「第十代 崇神天皇」となっています。 初めに右側に読み下し文。左側に注釈。中ごろから補注。その後に原文を掲載されています。
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相変わらず原文は眺める状態で、マンガつきのあらすじ読みながら、注釈を読んでいく感じだけど、この注釈が、他の地域の神話との比較、当時の言葉の分析とか、読み応えがあって面白かったなー!
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