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居候そう々 内田百閒集成 14 ちくま文庫
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居候そう々 内田百閒集成 14 ちくま文庫

内田百閒(著者)

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居候そう々 内田百閒集成 14 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介 内容:居候匆々. 王様の背中. 影法師. 狸の勘違い. お爺さんの玩具. 桃太郎. かくれんぼ. 三本足の獣. 狼の魂. お婆さんの引越
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2003/11/10
JAN 9784480038944

居候そう々

¥605

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2013/03/22

「どうにも手におえなくなれば登場人物を鏖殺[みなごろし]にして、結末をつける外はなかろう」と考えて始めた連載小説、さてその結末はといえば、出版社倒産で雑誌がなくなって終了。なんともヒャッケン先生らしい適当さが笑えます。谷中安規氏の挿絵版画も楽しい。この本に含まれている「王様の背中...

「どうにも手におえなくなれば登場人物を鏖殺[みなごろし]にして、結末をつける外はなかろう」と考えて始めた連載小説、さてその結末はといえば、出版社倒産で雑誌がなくなって終了。なんともヒャッケン先生らしい適当さが笑えます。谷中安規氏の挿絵版画も楽しい。この本に含まれている「王様の背中」も、短い童話集ながらちょっと不思議なテイストでイイ感じです。こちらも木版画の挿絵が豊富なので、版画好きな人は眺めているだけで楽しめるはず。

Posted by ブクログ

2012/02/28

少し前に読み終わったので、感想があいまいになっています。 お上さんに対する目線が、すごくお上さんを馬鹿にしているように感じた。 もう少し馬鹿にしたような描写でお上さんを書いていたら、私は作者が少し嫌いになっていただろうと思う。 あと、おならの話を延々と続ける先生の話は長すぎたと...

少し前に読み終わったので、感想があいまいになっています。 お上さんに対する目線が、すごくお上さんを馬鹿にしているように感じた。 もう少し馬鹿にしたような描写でお上さんを書いていたら、私は作者が少し嫌いになっていただろうと思う。 あと、おならの話を延々と続ける先生の話は長すぎたと思う。 お上さんに頼まれて猫を捨てに行くところ、生まれた猫をすぐ殺してしまうことへのなんとなく釈然としない気持ちの描写が、すごく実際的で印象に残った。 御伽噺的な短編の数々は、そっけない感じがして、ご教訓べたべたのありがちな御伽噺よりすきです。 あと、風船画伯の版画が好きです。

Posted by ブクログ

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